映画「屍人荘(しじんそう)の殺人」はひどいと言われる5つの理由と評判を口コミから考察
疑問に思う男性

「「屍人荘の殺人」の映画はひどいって口コミでよく見かけるけどホント?」

あなたも気になってはいませんか?

「屍人荘の殺人」の映画をネット検索しても「ひどい」「期待したのと違った」「面白くない」など。
ポジティブとは思えない情報があがっていますが、いったいどういうことなのでしょうか?

本記事では、あなたの疑問にお答えします!
「屍人荘の殺人」の映画の評判を口コミや視聴者レビューから考察していきます!

映画「屍人荘の殺人」とは?作品内容について

評判を確認する前に。
まずはじめに「屍人荘の殺人」の映画の作品内容について触れていきます。

作品名 屍人荘の殺人
原作者 今村昌弘
出演者(主要キャスト/役) 神木隆之介/葉村譲
浜辺美波/剣崎比留子
中村倫也/明智恭介
配給 東宝
封切日 2019年12月13日

「屍人荘の殺人」は今村昌弘のミステリー小説が原作の映画です。

原作の小説は2017年に出版され、日本の著名な賞を多数受賞しています。
出版から時間が経たないうちに映画化が発表されています。

公開まで、ミステリーファンからもキャストのファンからも注目を集めていました。

そんな「屍人荘の殺人」の映画のストーリーと見どころは以下の通りです。

【ストーリー】ミステリー愛好会に所属する葉村譲と明智恭介。ある日、女子大生探偵・剣崎比留子に音楽フェス研究会の合宿参加を持ちかけられる。部員宛てに脅迫状が届き、去年参加の女子部員が行方不明だというのだ。3人がペンションを訪れた翌朝、惨殺死体が見つかり…。
【見どころ】原作は今村昌弘の国内ミステリー小説賞4冠に輝いたデビュー作。奇想と本格ミステリーが融合し、斬新なトリックが楽しめる。神木隆之介、中村倫也、浜辺美波が共演。

漫画・アニメ見るなら日本最大級の動画配信サービス「U-NEXT」
31日間無料トライアル実施中!
『U-NEXT』を無料で試してみる
【公式ホームページ:https://video.unext.jp

「屍人荘の殺人」の映画はひどいと言われる5つの理由

「実写版屍人荘の殺人はひどい」

いったい「屍人荘の殺人」の映画の何がそんなにひどいのでしょうか?
ここから早速、「屍人荘の殺人」の映画はひどいと言われる5つの理由をまとめていきます!

【ひどい理由1】登場人物や団体などが原作から変更されていてひどい

「原作からの改変がひどい」という口コミが多くありました。

調べてみると、映画版では主に2点原作から変更されている箇所がありました。
それは「原作とは設定が違うキャラがいる」「原作とは登場するサークルが違う」というものです。

まず、原作では主人公たちと同じ大学だったキャラクターが、映画ではたまたま居合わせた一般人に変更されています。
そして、原作では「映画研究会」「演劇部」が登場していましたが、こちらも映画では「ロックフェス研究会」に変更されていました。

結果、原作と比較して映画では、人間関係やトリックが変えられてしまっているのです。
原作通りのストーリーを期待していた原作ファンは、がっかりしてしまいそうですよね。

しかし、小説1冊分を全て2時間の映画にまとめるのは難しいことも事実です。

ある程度の改変は仕方ないと考えることもできるのではないでしょうか。
映画版は映画版のストーリーを楽しんでみるのも良いかもしれませんね。

【ひどい理由2】原作とは違いコメディタッチになっていてひどい

原作とは違い、コメディタッチになっているという意見もありました。

原作はどちらかといえば正統派のミステリー小説に近い文体で書かれています。
しかし、映画ではキャラクターの会話やゾンビの表現がコメディ寄りになっています。
特に、どのキャラクターも原作よりコミカルな言い回し、行動をするようになってしまっています。

結果、原作を読んだことがある方にとっては、イメージと違ってがっかりしてしまうことにつながってしまいそうです。

ですが、映画化する上で、時間や演出の都合で原作から脚本が変わってしまうことは珍しくありません。
原作は原作、映画は映画で分けて考えて楽しむのも良いかと思います。

【ひどい理由3】原作から改変された要素のせいで展開が雑でひどい

ストーリー展開が雑でひどいという声を多く見かけました。
調べてみると「原作の要素をカットした分つまらなくなってしまっている」「終わりかたが中途半端」という意見が多くあります。

具体的には、原作に登場するサークルをカットした影響でトリックのタネが変わってしまっているというというものです。
また、続きがありそうな終わり方でモヤモヤする、という意見もありました。

原作の要素がカットされている点については、【ひどい理由1】でも触れたように2時間の映画にまとめるための策であると推測できます。
また、終わり方については、映画のヒット次第では続編の可能性もあるからではないかと考えられます。

映画を読んでみてストーリーが雑だった、まとまってないと感じた方は、ぜひ原作も読んでみてはいかがでしょうか。

【ひどい理由4】映像単調だし顔のアップが多くてつまらない

監督の演出がつまらない、撮り方が単調で飽きてしまうという意見もありました。

具体的には「キャラクターの顔のアップが多い」「同じような角度からの映像ばかりで飽きる」というものです。
また、演出も単調で山場がないというコメントもありました。

確かに、監督の撮り方次第で映画そのものやキャストの映りの良さが変わってきます。
映像が単調だと、いくらストーリーが面白くても鑑賞しているうちに飽きてしまいますよね。

しかし、顔のアップが多いのは推しが出ている場合ありがたい、という意見もありました。
キャストの誰かに注目して観てみるのもいいかもしれません。

【ひどい理由5】ただのゾンビ映画になっていてひどい

期待したミステリーではなく、ゾンビ映画になっていてひどいという意見がありました。

確かに「屍人荘の殺人」はタイトル通りゾンビが物語の一要素として登場します。

しかし、映画公開前の予告や宣伝ではゾンビについて触れられず、ミステリー要素を押し出していました。
そのため、映画から本作に触れた方にとっては、期待した推理者ではなくゾンビものを観ることになり、がっかりしてしまうのかもしれません。

同じような意見を多く見かけたため、宣伝に失敗してしまっているという考え方もできますね。

「屍人荘の殺人」の映画のSNS上での良い口コミ

【図3】

ここまで「屍人荘の殺人」の映画がひどいと言われる理由について解説してきました。

ひどい理由だけでなくどんな口コミが投稿されているのか?
これから「屍人荘の殺人」の映画を見る予定の方にとっても気になる情報ですよね。

ここからは「屍人荘の殺人」の映画のSNS上での口コミをまとめていきます!

まずは「屍人荘の殺人」の映画のSNS上での良い口コミから。
先に悪い口コミを確認したい方は、こちらからご覧ください。

【良い口コミ1】原作の良さをうまく取り入れている

原作の良さをうまく取り入れられている、というよい意見がありました。

調べてみると「主人公コンビの掛け合いが原作通り」「作品の舞台がよく表現されている」という声が多くありました。
また、事件の不穏な空気、屍人荘の不気味さをよく表現できている、と演出を評価する意見もありました。

原作を知っている人も、原作を知らない人も楽しめる実写化映画と言えそうです。

【良い口コミ2】コメディ要素が原作の雰囲気と合っている

コメディ演出が原作の雰囲気と合っていて良い、という口コミも見つけました。
「屍人荘の殺人」の原作は、ミステリー小説ですが主人公コンビの会話やちょっと抜けている性格が面白い作品です。

ミステリーだからといって真面目すぎない雰囲氣、学生らしい空気感が人気の作品です。

映画版では、原作よりも会話やミステリーの演出にコミカルな演出が増えています。
映画で追加されているコメディ要素も、原作の持っている「ミステリーだけど少しコミカル」という雰囲気に合っていると評判です。

【良い口コミ3】原作とは別物だけど面白い

原作とは別物になっているけど、アレンジされている部分も含めて面白いという声がありました。
原作から変更されている部分は「登場するサークル」「一部の登場人物が大学生から一般人に変更されていう」という点です。

毎年数多く制作されている実写映画ですが、公開されてみると「原作とは違ってひどい」と言われる作品が多いのも事実です。
「原作とは違うけど、これはこれで良い」と評価されている本作は、「成功した実写化」と言えるのではないでしょうか。

「屍人荘の殺人」の映画のSNS上での悪い口コミ

【図4】

ここでは「屍人荘の殺人」の映画のSNS上での悪い口コミについてまとめます。

【悪い口コミ1】浜辺美波以外に見所がない

浜辺美波以外に見所がなかった、という意見がありました。

映画「屍人荘の殺人」では、浜辺美波さんがヒロインの剣崎比留子を演じています。
浜辺さん演じるヒロインがとにかく可愛い、と話題です。

ですが、それ以外のキャスト、演出等がつまらなかったという声がありました。

浜辺さんのファンであれば観る価値はありそうですね。

【悪い口コミ2】原作からのキャラ改変がひどい

原作からのキャラ改変がひどい、という口コミがありました。

調べてみると、特に明智恭介というキャラクターが原作とだいぶ違うようです。
具体的には「原作と違い馬鹿っぽくなっている」「コメディ要員にされている」というのです。

実際に、原作の明智恭介は登場人物の中でも賢く、探偵をしているという設定です。
ですが、映画では馬鹿っぽいコミカルなキャラクターに改変されていました。

原作の明智ファンにとってはがっかりですよね。
映画と原作は別物と割り切って観るのも大事かもしれませんね。

【悪い口コミ3】中村倫也の無駄遣いだった

中村倫也の無駄遣い、という意見もありました。

中村倫也といえば、演技力の高さで知られている俳優の1人です。
本作では、主人公の相棒・明智恭介を演じています。

ですが、映画版の明智は【悪い口コミ2】でも触れたようにキャラ改変が行われコメディキャラになっています。
演技力のある俳優を起用するのは勿体無い、という意見も理解できます。

しかし、コミカルな役を演じるのは難易度が高い、という見方をすることもできます。
また、中村倫也は比較的シリアス・真面目な役を演じることが多い俳優です。

貴重なコメディ演技を見れる機会と前向きに考えて観るのも良いのではないでしょうか。

映画「屍人荘の殺人」はなぜゾンビ?読者の疑問まとめ

【図2】

最後にひどいだけでなく「屍人荘の殺人」でなぜゾンビを作ったのか?など。
作品に対する読者の気になる疑問についても真相解明していきます!

【疑問1】誰が何の目的でゾンビを作ったのか?

疑問に思う人

「誰が何の目的でゾンビを作ったのか?」

推理もの好きのファンにとって残る課題。
それが「誰が何の目的でゾンビを作ったのか?」ですよね。

口コミでも話題になっています。
犯人が計算して、ゾンビを作ったのか?と推理するファンもいます。

では目的はというと、以下の通り。

映画を見る女性

「映画では全く触れられていませんが、原作では、歴史の裏で先端科学の研究により暗躍している組織があり、その残党が志願者を集めて行ったテロです。自分の研究を世に出したいとかそんな理由だったと思います。犯人はこのテロに巻き込まれたことを利用したに過ぎません。原作シリーズ(まだ2つしかないですが)では本編の事件解決の他にこの組織の謎を暴くことも目的となっています。
(名探偵コナンみたいな感じです。)」
引用: Yahoo!知恵袋「日本映画」

【疑問2】「屍人荘の殺人」の映画を視聴できるVODサービスはどれ?

疑問に思う人

「「屍人荘の殺人」の映画を視聴できるVODサービスはどれ?」

過去の作品であれば、VODサービスで現在配信中です。
特におすすめのVODは日本最大級の動画配信サービスを誇る「U-NEXT

漫画・アニメ見るなら日本最大級の動画配信サービス「U-NEXT」
31日間無料トライアル実施中!
『U-NEXT』をまずは無料で試してみる
【公式ホームページ:https://video.unext.jp

【疑問3】「屍人荘の殺人」の映画の原作はある?漫画でも読めるのかな?

疑問に思う人

「原作はある?漫画でも読めるのかな?」

「屍人荘の殺人」の原作は小説です。
国内ミステリーの各種賞で4冠を達成している人気作品です。

「屍人荘の殺人」シリーズは、2023年1月時点で3作発表されています。

まとめ:「屍人荘の殺人」の映画はひどいと言われる理由を口コミから考察

「屍人荘の殺人」の映画はひどいと言われる理由を口コミから考察してきました。

改めて、「屍人荘の殺人」の映画はひどいと言われる理由をまとめると、

「屍人荘の殺人」の映画はひどいと言われる5つの理由

  • 【ひどい理由1】登場人物や団体などが原作から変更されていてひどい
  • 【ひどい理由2】原作とは違いコメディタッチになっていてひどい
  • 【ひどい理由3】原作から改変された要素のせいで展開が雑でひどい
  • 【ひどい理由4】映像単調だし顔のアップが多くてつまらない
  • 【ひどい理由5】ただのゾンビ映画になっていてひどい

今回調べてみて、ひどいと言われている理由は主に2点あると感じました。
具体的には「原作の雰囲気が違うものになってしまっている」「予告と映画のイメージが違う」というものです。

確かに、原作ファンからしたら雰囲気が変わってしまっているのはがっかりしてしまいそうですよね。
また、予告でミステリーかと思って楽しみにしていたのに実際は違かった、となればひどい映画だ、と思っても仕方ありません。

一方「映画は映画で改変した部分が原作の雰囲気とも合っている」という意見が多く見られたのも事実です。
原作を知っているかどうか、予告とは少し異なる内容を楽しめるかどうかで評価が変わる映画とも感じましたね。

「屍人荘の殺人」の映画に関する記事を最後までお読みいただきありがとうございました。