えんとつ町のプペルはつまらない?気持ち悪いと言われる5つの理由から不評の原因を考察
疑問に思う男性

「えんとつ町のプペルは気持ち悪いって口コミでよく見かけるけどホント?」

あなたも気になってはいませんか?

えんとつ町のプペルをネット検索しても「宗教」「パクリ」「子どもには見せたくない」など。
ポジティブとは思えない情報があがっていますが、いったいどういうことなのでしょうか?

本記事では、あなたの疑問にお答えします!
えんとつ町のプペルの評判を口コミや視聴者レビューから真相検証していきます!

映画『えんとつ町のプペル』とは?作品内容について

えんとつ町のプペルは気持ち悪いと言われる理由を確認する前に。
まずはじめにえんとつ町のプペルの作品内容について触れていきます。

作品名 えんとつ町のプペル
原作者 西野亮廣
出演者(主要キャスト/役) 窪田正孝/プペル
芦田愛菜/ルビッチ
小池栄子/ローラ
配給 東宝
吉本興業
封切日 2020年12月25日

「えんとつ町のプペル」は、2020年に公開されたアニメーション映画です。

お笑い芸人である西野亮廣さんが原作絵本を描いた作品。
また、西野さん自らが映画版の脚本を執筆されています。

さらに、アニメーション制作が「トランスフォーマー」「海獣の子供」でも知られる有名スタジオであるSTUDIO4°C。
声優も、芦田愛菜さんや窪田正孝さんという有名芸能人で、公開前から注目されていた作品です。

そんなえんとつ町のプペルのストーリーと見どころは以下の通りです。

【ストーリー】厚い煙に覆われたえんとつ町に暮らすルビッチ。町で唯一、星の存在を信じていた父は1年前に失踪していた。ある日、彼はごみから生まれたプペルと友達になり、世界に存在しないはずの船を目撃。父の話を確信したルビッチはプペルと星を見つけようとするが…。
【見どころ】西野亮廣が自ら製作総指揮・脚本を務め、アニメーション制作はSTUDIO4℃が手掛ける。のけ者扱いされていた少年たちの勇敢な冒険を通して、信じることの大切さを描く。

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えんとつ町のプペルは気持ち悪いと言われる5つの理由

「えんとつ町のプペルは気持ち悪い」

いったいえんとつ町のプペルの何がそんなに気持ち悪いのでしょうか?
ここから早速、えんとつ町のプペルは気持ち悪いと言われる5つの理由をまとめていきます!

【気持ち悪い理由1】劇場の空気が宗教的な感じでやばい

映画館での空気や、インターネット上のファンが宗教っぽくてやばい、気持ち悪いという意見がありました。
一体、どのような部分が「宗教的」なのでしょうか?

調べてみると、西野さんの運営するオンラインサロンの存在が「宗教的」と言われる理由の一つであることがわかりました。
「えんとつ町のプペル」原作者である西野亮廣さんは、有料オンラインサロンを経営しています。
加入すると、ネットラジオやブログ等を通して西野さんの考え方や仕事を知ることができる、というものです。

オンラインサロンの加入者の中には、西野さんの熱狂的なファンでいわゆる「信者」と呼ばれる人たちがいます。
信者たちが、プペル上映後に映画館で拍手をしたり、インターネット上で映画を絶賛するコメントを書き込んでいるというのです。

確かに、ファンや信者の立場からしたら、自分の尊敬する人の作品を絶賛したり広く知ってほしいと思うのは当然ですよね。
しかし、西野さんやファンのことをよく知らない人にとっては、彼らの行動が気持ち悪く見えてしまうのも事実です。

同じ場に信者の人がいるのは気持ち悪い、怖いと感じる方は、映画館ではなく配信で観るのも良いかもしれませんね。

【気持ち悪い理由2】台詞やデザインが有名作品のパクリっぽくてやばい

プペルに出てくるキャラクターが、人気漫画の「ONE PIECE」に似ていて、パクリではないか?というコメントもありました。

どのような点が似ているのか調べてみると、大きく分けて2つあることがわかりました。

一つ目は、キャラクターのデザインです。
プペルに登場する「ルビッチ」というキャラクターが、ONE PIECEに登場する「サボ」にそっくりだ、と指摘するコメントが多くありました。
実際に画像で比較してみると「シルクハット」「リボンタイやスカーフ」「ジャケット」など、似た要素が多く見られます。
確かに、両方を知っている人からしたら似ていると感じるのも無理はありませんね。

二つ目は、台詞が似ている、というものです。
特に、作中でプペルが発した「父さんが言っていたことは本当だったんだ」という台詞が、ONE PIECEの空島編の台詞と全く同じだというのです。
また、この台詞は「天空の城ラピュタ」でも同じような台詞がある、と指摘されています。
確かに、これも一つ目と同様に似ていると感じてもおかしくはありません。

しかし、今挙げたような点は単純にパクリとは判断できないのではないかとも感じます。
「似ている」とされた作品は、どちらも有名作品で日本人の多くが知っている作品です。

そのため、西野さんやプペルの制作チームが無意識に影響を受けていても不思議ではありません。
「パクリ」ではなく「オマージュ」であると解釈することもできますね。

【気持ち悪い理由3】子供には見せたくない内容である

プペルは子供に見せたくない内容である、というコメントを見つけました。

一見可愛らしいイラストで子供向け作品のようにも見えます。
一体どのような点で、子供に見せたくない作品なのでしょうか?

調べてみると、「善悪を決めつけすぎている点が嫌だ」という意見を見つけました。
プペルでは、「空があることを信じている主人公たちは善」「主人公たちを否定し迫害するのは悪」とはっきり役割が分かれています。
さらに、空を信じるプペルやルビッチが「異端」として審問官から追われてしまう、というシーンもあります。

確かに、物語を進めていく以上は悪役が必要であることは否定できません。
ですが、「悪は最後まで悪である」「従わないなら迫害されても仕方ない」ともとれる描き方になっています。

ですので、子供には見せたくないという意見があるのも理解できますね。

しかし、可愛らしいイラストということもあり、小さな子供が興味を持ちやすい作品でもありますよね。
子供と一緒に見る場合は、大人が先に絵本でストーリーを確認してみてはいかがでしょうか。

また、鑑賞後に感想を話し合う、悪役についてどう思ったか聞いてみるなどを通して、色々な考え方があることを伝えてみるのも良いかもしれません。

【気持ち悪い理由4】海外で評価が高い理由がわからなくて気になる

映画を見る女性

「えんとつ町のプペルが、全然面白くなかったのですが、私の感性がおかしいのでしようか? 評価は高かったので?となりました。 海外でも人気らしくて、なぜなのか気になります。」
引用: Yahoo!知恵袋「外国映画」

海外では評価が高いが、どうしてなのかわからなくて気になる、モヤモヤするというコメントもありました。

本当に海外で評価が高いのでしょうか?
調べてみると、実際に海外の映画賞でも賞を取っています。

具体的には、カタールで行われた「第9回アジャル映画祭」の「最優秀長編映画賞(Mohaq部門)」
オーストラリアの「第1回アジア・パシフィック・ヤング・オーディエンス・アワード」などです。

両方とも10代の投票で決められた賞であり、若い世代から評価を得ていると考えられますね。
また、世界各地の映画祭からも20以上の上映オファーを受けています。

なので、本作は日本国内より海外の方が高く評価されているのも事実のようです。

しかし、どのような点が評価を受けているのでしょうか?
「第9回アジャル映画祭」でのレビューには「信念と信仰と希望の心温まる物語であり、暗い世界を超えて、より明るくクリーンな場所に向かうものである」とあります。

確かに、プペルは「父親から聞いた伝説を一途に信じ続けた少年が真実を探し求める物語」です。
彼らが闇に包まれた街を抜け、空を見つけるシーンは暗いコロナ禍を生きる若者にとっては希望の物語と言えます。

また、日本人は特定の信仰を持っていない方も多くいます。
ですが、海外では幼い頃から教会に通ったり神社やお寺に馴染みがあるなど、日本人よりも信仰が身近にある方が多いと推測されます。
日本人がプペルに感じる「宗教臭さ」を気にしない人が多いことも高評価の理由の一つと言えそうです。

【気持ち悪い理由5】作中の台詞に直接的な表現が多く、説教臭く感じる

プペルの内容は直接的な表現が多く、説教臭く感じてしまったというコメントも見つけました。

一体、どのような点が説教臭いのでしょうか?
実際に映画を観てみると、コメントにあるように直接的な表現が多いと感じる部分がありました。

顕著に感じたのは、スコップというキャラクターがプペルとルビッチに説明する「働きアリの法則」です。
「働きアリの法則」とは、「働きアリのうち一生懸命働いているのは全体の2割で、どれだけ数を減らしても真面目に働くアリとそうでないアリの比率は変わらない」というものです。

特に比喩などでもなく、直接法則についての説明が行われます。

確かに、ファンタジックなアニメ映画でいきなりアリの話をされるとびっくりしてしまいます。
また、社会学などでも扱われる内容のため、映画で説明されるとなんだか説教されている、講義を受けている気持ちになるというコメントもありました。

ですが、作中ではただ法則の説明をする訳ではありません。
プペルやルビッチに「君たちがたまには休んでも社会は回る」という説明をするために登場する法則です。

そのため、説教をするためだけに使われた訳ではないとも考えられます。
「こういう考え方もできるんだよ」という新しい視点をもたらすために使われたのではないでしょうか。

えんとつ町のプペルのSNS上での良い口コミ

【図3】

ここまでえんとつ町のプペルが気持ち悪いと言われる理由について解説してきました。

気持ち悪い理由だけでなくどんな口コミが投稿されているのか?
これからえんとつ町のプペルを見る予定の方にとっても気になる情報ですよね。

ここからはえんとつ町のプペルのSNS上での口コミをまとめていきます!

まずはえんとつ町のプペルのSNS上での良い口コミから。
先に悪い口コミを確認したい方は、こちらからご覧ください。

【良い口コミ1】芦田愛菜さんの声がとても良い!

主人公の少年「ルビッチ」を演じる芦田愛菜さんがとても良い!という口コミが多くありました。

特に、少年を演じる芦田愛菜さんの声が良いと絶賛されています。
芦田愛菜さんといえば、「マルモのおきて」で一躍有名になった子役です。

子役とは思えない演技力を国内外で高く評価されています。
本作では、父親から聞いた伝説をまっすぐに信じる素直な少年を演じています。

プペル以外ではなかなか聞くことのできない少年役は一見の価値がありますよ。

【良い口コミ2】映画のイラストが綺麗で景色も美しい

映画のアニメーションイラストや景色がとても美しいという口コミもありました。

プペルのアニメーション映画は、STUDIO4°Cという有名スタジオが手がけています。
実際に鑑賞すると、美しい中にも街の汚さやごちゃつきが表現されています。

映画に登場する街の光と闇が表れていると感じました。
映画には興味なくても、アニメ制作やアートに興味がある方は観て損がない作品と言えそうです。

【良い口コミ3】人によって色々な考え方ができる作品である

観る人によって色々な考え方ができる作品である、という声もありました。

確かに、作中には純粋な心を持ったプペルたち主人公の他にもさまざまなキャラクターが登場します。

例えば、異端を許さない審問官、プペルたちを迫害する人々などです。
プペルたちに注目した時と、審問官たちに感情移入した時では映画の印象も違うと考えられます。

また、誰に感情移入してしまうかは、きっと観るタイミングによっても異なりますよね。
何度観ても楽しめる、スルメのような映画と言えるのではないでしょうか。

えんとつ町のプペルのSNS上での悪い口コミ

【図4】

ここではえんとつ町のプペルのSNS上での悪い口コミについてまとめます。

【悪い口コミ1】映画への評価がなく西野への絶賛しかなくて怖い

映画を観た前や後に他の人の評価を知りたくても、検索して出てくるのは西野さんへのコメントばかりという口コミがありました。

実際に、Twitterなどで調べてみると作品そのものへのコメントが多くありません。
代わりに、西野さんを絶賛するコメントが映画の感想よりも多く出てきました。

確かに、映画が気になって検索して上記のような結果だと、少し引いてしまいますよね。

また、映画の感想やレビューはTwitterなどのSNSよりもブログ等の方が高精度の記事があるケースも多いです。
純粋に映画の評価が知りたい場合は、SNSよりもブログや映画レビューサイトを確認した方が良いかもしれません。

【悪い口コミ2】原作者の印象が強すぎて映画そのものを評価できない

原作者である西野さんの印象が強すぎて、映画そのものを評価できないという口コミがあります。

西野さんは、プペルの制作を本格的に行うまではお笑い芸人として活動をメインとしていました。
プペルを観ていても、芸人時代を思い出してしまってストーリーに入り込めない、という意見も見つけました。

さらに、プペルに関しては西野さんが過激な発言やクラウドファンディングで炎上していたイメージが強い、という声もありました。
映画を観ても、西野さんの顔が思い浮かんでしまう、炎上のイメージしか出てこないというのです。

ですが、映画は映画で西野さんそのものではないことも事実です。
適度に意識して切り離しながら鑑賞することをお勧めします。

【悪い口コミ3】作者の思想を語るためだけにキャラが存在している

プペルのキャラクターは、西野さんの思想を伝えるためだけに存在している気がして最悪、という口コミもありました。

作中で語られる「働きアリの法則」「腐るお金」などの思想は、確かに西野さんがラジオやブログでも繰り返し説明しています。
結局は自分の言いたいことをキャラクターに代弁させているだけだというのです。

しかし、物語には作者がいる以上、作り手の思想が反映されるのは当然とも言えます。
実際に作品を観てみて、参考にできるものは参考にし、自分と合わないものは取り入れないなどの取捨選択を行ってみるのはいかがでしょうか。

えんとつ町のプペルはなぜ炎上?読者の疑問まとめ

【図2】

最後に気持ち悪いだけでなくえんとつ町のプペルの炎上理由など。
作品に対する読者の気になる疑問についても真相解明していきます!

【疑問1】えんとつ町のプペルはなぜ炎上したの?理由は?

疑問に思う人

「えんとつ町のプペルはなぜ炎上したの?理由は?」

「えんとつ町のプペル」と聞くと、炎上というワードが思い浮かぶ人も多いかもしれません。

確かに、プペルは何度か炎上しニュースにもなりました。
一体、なぜ炎上したのでしょうか。

調べてみると、大きく2つの原因がありました。

一つ目は、「前売りチケットを大量に買わせ売り上げを作っている」というものです。
西野さんのオンラインサロン加入者向けに、映画の前売り券を大量に買わせていたというのです。

西野さんの熱狂的なファンは、映画を支えようと大量のチケットを購入し生活に影響が出てしまう、ということがありました。

結果、「いくらなんでもやりすぎ」「ファンだからと行って何をやらせてもいいわけではない」と炎上。
さらに、熱狂的なファンが多さから「宗教じみている」というイメージがついてしまいました。

二つ目は、「クラウドファンディングが詐欺スレスレ」というものです。

西野さんは、プペル関連で何度かクラウドファンディングを実施しています。
その中には、「西野を休ませる権利」「西野があなた(支援者)を意識する権利」などがリターン特典として含まれていました。

上記は、確かにクラウドファンディングの規約には違反していません。
しかし、先述したように西野さんは熱狂的なファンを多く抱えています。

ファンが西野さんに近づこうとし、挙って支援する姿は、ネットニュースなどでも取り上げられました。
その結果、「実態がないものにそんな支援ができるのか」「やはりオンラインサロンは宗教なのではないか」と再び炎上してしまいました。

以上がプペル炎上の真相です。

【疑問2】えんとつ町のプペルを視聴できるVODサービスはどれ?

疑問に思う人

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過去の作品であれば、VODサービスで現在配信中です。
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【疑問3】えんとつ町のプペルの原作はある?漫画でも読めるのかな?

疑問に思う人

「原作はある?漫画でも読めるのかな?」

「えんとつ町のプペル」は、西野亮廣さん作の絵本が原作です。
さらに、映画公開を記念して現在インターネット上では全ページが無料公開されています。
気になっている方は一度読んでみてはいかがでしょうか?

まとめ:えんとつ町のプペルは気持ち悪いと言われる理由を口コミから検証

えんとつ町のプペルは気持ち悪いと言われる理由を口コミから検証してきました。

改めて、えんとつ町のプペルは気持ち悪いと言われる理由をまとめると、

えんとつ町のプペルは気持ち悪いと言われる5つの理由

  • 【気持ち悪い理由1】劇場の空気が宗教的な感じでやばい
  • 【気持ち悪い理由2】台詞やデザインが有名作品のパクリっぽくてやばい
  • 【気持ち悪い理由3】子供には見せたくない内容である
  • 【気持ち悪い理由4】海外で評価が高い理由がわからなくて気になる
  • 【気持ち悪い理由5】作中の台詞に直接的な表現が多く、説教臭く感じる

調べてみると、えんとつ町のプペル自体は概ね高評価を得ていると感じました。

しかし、一部熱狂的なファンの盛り上がり方が一般人には宗教的と感じられてしまうようです。
ゆえに、ネットで調べると「気持ち悪い」という評価が多いとわかりました。

ですが、ストーリーやアニメーションなどを高く評価する人が多いのは事実です。
気になっている方は、ぜひ一度ご自身の目で確かめてみてはいかがでしょうか。

えんとつ町のプペルに関する記事を最後までお読みいただきありがとうございました。