『パラサイト 半地下の家族』はつまらない?気持ち悪いと言われる5つ理由から不評の原因を考察
疑問に思う男性

「パラサイト 半地下の家族は気持ち悪いって口コミでよく見かけるけどホント?」

あなたも気になってはいませんか?

パラサイト 半地下の家族をネット検索しても「気持ち悪い」「もやもや」「後味が悪い」など。
ポジティブとは思えない情報があがっていますが、いったいどういうことなのでしょうか?

本記事では、あなたの疑問にお答えします!
パラサイト 半地下の家族の評判を口コミや視聴者レビューから考察していきます!

映画『パラサイト 半地下の家族』とは?作品内容について

パラサイト 半地下の家族は気持ち悪いと言われる理由を確認する前に。
まずはじめにパラサイト 半地下の家族の作品内容について触れていきます。

作品名 パラサイト 半地下の家族
原作者 ポン・ジュノ
出演者(主要キャスト/役) ソン・ガンホ/キム・ギテク
チェ・ウシク/キム・ジウ
パク・ソダム/キム・ギジョン
配給 CJエンタテインメント
封切日 2020年1月10日

「パラサイト 半地下の家族」は2019年の韓国映画です。
貧乏でその日暮らしの一家と、IT企業社長の富豪一家を描いた物語。

富裕層、貧困層の格差と溝を描き、その完成度を高く評価され数々の賞を受賞しました。
特に、カンヌ国際映画祭で韓国映画初のパルム・ドール(最高賞)と米アカデミー賞で外国映画初となる作品賞受賞は連日報道され、知っている人も多いのではないでしょうか。

そんなパラサイト 半地下の家族のストーリーと見どころは以下の通りです。

【ストーリー】半地下住宅で暮らす全員失業中の貧しいキム一家。ある日、大学受験に失敗し続けている長男・ギウは、エリート大学生の友人から家庭教師の仕事を紹介される。ギウが身分を偽り訪れた先は、IT企業の社長、パク・ドンイク一家が暮らす高台の大豪邸だった。
【見どころ】予測不能のドラマ、サスペンス、ブラックユーモアと、あらゆるジャンルに社会性を内包した超一級の娯楽作。道以外全てセットという監督のこだわりに満ちた映像は圧巻だ。

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パラサイト 半地下の家族は気持ち悪いと言われる5つの理由

「パラサイトは気持ち悪い映画だった」

いったいパラサイト 半地下の家族の何がそんなに気持ち悪いのでしょうか?
ここから早速、パラサイト 半地下の家族は気持ち悪いと言われる5つの理由をまとめていきます!

【理由1】ラストに妙なリアリティがあって気持ち悪い

作品の終わり方に妙なリアリティがあって気持ち悪い、というレビューを見つけました。

詳細を調べてみると、パラサイトは「登場人物だれもハッピーエンドで終わらない」ということがわかりました。
お金持ち一家は父親が殺され、貧乏一家も長男が逮捕されます。
それぞれの家族も、元の生活には戻れないままであることが描かれています。

確かに、普段ハッピーエンドの作品を見慣れている人にとってはモヤモヤが残る終わり方であることは間違いありません。
現実世界を感じてしまって不快だというコメントがあるのも理解できますね。

しかし、終わり方がリアルで不快ということは「不快にさせるほど完成度が高い」映画と考えることもできるのではないでしょうか。
各国の賞を受賞した話題作ですし、一度観てみて損はありませんよ。

【理由2】主人公の行動もお金持ちの行動も理解できなくて不快

主人公である貧乏家族も、お金持ちたちも行動が理解できなくて不快であるというコメントもありました。

一体どのような行動が理解できないか調べてみました。
すると、こちらのような意見を見つけることができました。

貧乏家族については「理性もなくお金持ちの家で好き勝手しているところが理解できない」。
お金持ち一家については「格下を物のように扱っているところが理解できない」。

貧乏家族がお金持ち一家の外出中に彼らの家で好き放題しているシーンがあります。
食料を食い散らかす、家具を好き勝手に使って汚すなどです。

彼らのその動物のような姿が、見ていて不快になるという意見がありました。

お金持ち一家は、部下や雇っている人たちを自分の都合で好きに扱っています。
少しでも不満があればすぐ解雇する、というシーンが実際に存在しています。

確かに雇い主である以上解雇する権利があります。
ですが、あまりにも自分勝手で理不尽すぎるので不快に感じるという意見がありました。

「観ながらイライラしてしまいそう」という方は、あらかじめ彼らの性格や理不尽さを頭の片隅に置いて観てみるとよいかもしれません。

【理由3】展開が「いかにも」でずっと気持ち悪くてしんどい

展開がいかにもだし、ずっと気持ち悪くて不快という意見もありました。
「パラサイト」は、貧乏家族がお金持ち一家の家に次々と関わりを持ち繋がり「寄生」していく物語です。

まず長男が関わりを持ち、次に長女、さらに両親と一家全員がお金持ち一家と繋がっていきます。
そうしてついには家族全員がお金持ち一家に寄生していくことになるのです。

その展開が「いかにも」ありそうと批判されています。

確かに、実際に映画を見てみると「きっと次はこうくるだろう」という展開が読める作品でした。
しかし、いかにもありそうな展開でありながらも少しずつ捻りがあり飽きない映画と感じました。

気になっている方は、ぜひ一度観てみてはいかがでしょうか。

【理由4】貧乏一家の行動が不快すぎて無理

貧乏一家の行動が不快すぎて無理、という意見もあります。

映画の中で、お金持ち一家の留守中に貧乏家族が好き放題するシーンがあります。
冷蔵庫や食糧庫のものを食い漁ったり、リビングで好き勝手くつろいだりするシーンです。

このシーンの時点では、貧乏家族はお金持ち一家に雇われ、給料をもらっている立場です。
それまでの生活よりは遥かに良い条件で雇ってもらっていたにも関わらず、恩を仇で返すような描写になっています。

貧乏一家の行動に不快感を持った視聴者が多かったのも頷けますね。

【理由5】人間の格差が分かりやすく表現されていて不快

人間社会の格差が分かりやすく表現されていて不快、という意見もありました。
理由を調べてみると「格差がどうしても埋まらないことを見せつけられて嫌」という意見が多くありました。

パラサイトで描かれる2つの家族は、半地下の家に住むその日暮らしの貧乏家族と、何不自由なく生活するお金持ち一家です。
ひょんなことから関わり始める2つの家族ですが、貧富の差から生まれる溝は決して埋まることはありません。
具体的には、生活臭やマナー、身なりなどです。
特に「臭い」については生まれついてのもので、努力ではどうにもならないと作中で描かれています。

本作の描く「埋まらない格差」が観ていて不快になってしまうということなのでしょう。

しかし、映画の持つ「不快さ」は口コミだけでは理解できないのではないでしょうか。
ぜひ一度その目で観てみてはいかがでしょうか。

パラサイト 半地下の家族のSNS上での良い口コミ

【図3】

ここまでパラサイト 半地下の家族が気持ち悪いと言われる理由について解説してきました。

気持ち悪い理由だけでなくどんな口コミが投稿されているのか?
これからパラサイト 半地下の家族を見る予定の方にとっても気になる情報ですよね。

ここからはパラサイト 半地下の家族のSNS上での口コミをまとめていきます!

まずはパラサイト 半地下の家族のSNS上での良い口コミから。
先に悪い口コミを確認したい方は、こちらからご覧ください。

【良い口コミ1】スリラーコメディ的な見方ができて面白い

スリラーコメディ的で面白い、という口コミがありました。
貧乏一家がどのように富豪一家に取り入っていくのか、どのように寄生して行くのかがコメディ風で面白い、というのです。

実際に観てみると、確かに格差を描いた重い作品ではありますがところどころ笑えるシーンもあります。
特に、貧乏一家の両親は少し下品ですがジョークをいうなど、コミカルな面もあるキャラクターとして描かれていました。

気になっている方は、彼らの個性も楽しんでみてはいかがでしょうか。

【良い口コミ2】先が読めなくていい意味で気持ちが悪い

展開の先が読めなくて、いい意味で気持ち悪い映画であるというコメントもありました。

理由を調べると、貧乏一家の寄生していく様が読めないとありました。
実際に、貧乏一家はあの手この手でお金持ち一家に寄生していきます。

手口が絶妙に読めないところが面白いと評価されているようです。
読めなさが良い意味で気持ち悪く、引き込まれていくのではないでしょうか。

【良い口コミ3】他の映画にはない「後味の良い」映画である

他の映画にはない後味で良い、という口コミもありました。

パラサイトの最後は、全員がハッピーエンドではなく、かと言って完全にバッドエンドでもありません。
人によっては希望がある終わり方にもなっています。

不快ではあるものの、挙げたような絶妙な終わり方が評価されているようですね。

パラサイト 半地下の家族のSNS上での悪い口コミ

【図4】

ここではパラサイト 半地下の家族のSNS上での悪い口コミについてまとめます。

【悪い口コミ1】中身がなくて評価されてる理由がわからない

映画としての中身がなくて、高評価の理由がわからないという口コミがありました。

確かに、どちらかといえば淡々と進む映画のため人によっては単調と感じるかもしれません。
また、映画は淡々と「格差」を描いて進んでいきます。
以上の理由から、中身がなくてつまらないと感じる人もいるのではないかと感じました。

さらに、本作は主要な映画賞を受賞するなど世界的にも評価を得ています。
ゆえに、期待しすぎてしまって「それほどでもなかった」と感じる方もいるのではないでしょうか。

【悪い口コミ2】出てくる家族に感情移入できなくて不快に感じる

出てくる家族に感情移入できなくて不快、という口コミもあります。

それぞれの家族について、不快な点を調べてみました。
貧乏家族は「人のものを好き勝手使っているところが不快」。
お金持ち一家は「人を物のように扱うところが不快」。

確かに、2つの家族どちらも好きになれなそうな要素がありますね。
感情移入しすぎずに、適度に彼らを距離をとって鑑賞するのが良いかもしれません。

【悪い口コミ3】いきなりセンシティブなシーンが流れるから嫌

いきなりセンシティブなシーンが流れてきつい、という意見もありました。

映画を観てみると、確かに突然ベッドシーンが始まります。
確かに家族や友人と観ていたらびっくりしますよね。

また、日本でのレイティングはPG12ですが、少し刺激的すぎるのではないかという意見もありました。
実際に、韓国ではR-15指定で公開されています。

子供と一緒にみる人や、ベッドシーンが苦手な方にとっては辛いシーンではないでしょうか。
気になる方は、観る前に確認しておくと良いかもしれません。

パラサイト 半地下の家族は何が言いたい?読者の疑問まとめ

【図2】

最後に気持ち悪いだけでなくパラサイト 半地下の家族のネタバレなど。
作品に対する読者の気になる疑問についても真相解明していきます!

【疑問1】パラサイトは何が言いたいのか?(ネタバレ考察)

疑問に思う人

「パラサイト 半地下の家族は結局何が言いたいのか?」

調べてみたところ「パラサイト」は、格差社会と異なる階層の分断を主張しているとわかりました。

作中では、繰り返し「富裕層」と「貧困層」の違いを描いています。
中でも特徴的なのが「臭い」についてです。

富裕層一家の家は、無臭であると何度も言及されています。
しかし、貧困層家族については、彼らの家や彼ら自身から「臭い」がすると指摘されています。

「臭い」とは、本当に臭いがするケースと「貧乏臭い」という言葉のように比喩であるもの両方を指していると考えられます。
貧困層がいくら取り繕っても、身に染みついた臭いは消えないと富裕層一家は指摘しています。

これが、格差は消えないということを主張しているのではないでしょうか。

【疑問2】パラサイト 半地下の家族を視聴できるVODサービスはどれ?

疑問に思う人

「パラサイト 半地下の家族を視聴できるVODサービスはどれ?」

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まとめ:パラサイト 半地下の家族は気持ち悪い理由を口コミから考察

パラサイト 半地下の家族は気持ち悪いと言われる理由を口コミから考察してきました。

改めて、パラサイト 半地下の家族は気持ち悪いと言われる理由をまとめると、

パラサイト 半地下の家族は気持ち悪いと言われる5つの理由

  • ラストに妙なリアリティがあって気持ち悪い
  • 主人公の行動もお金持ちの行動も理解できなくて不快
  • 展開がいかにもでずっと気持ち悪くてしんどい
  • 貧乏一家の行動が不快すぎて無理
  • 人間の格差が分かりやすく表現されていて不快

調べてみて、パラサイトが気持ち悪いと言われる理由は主に2つあることがわかりました。
「家族の行動が理解できなくて気持ち悪い」「格差社会の描き方が気持ち悪い」というものです。

しかし、観ている観客を不快に感じさせる映画は、完成度が高くそれだけ人の心に迫る映画であるともいえそうです。

気になっている方は、ぜひ一度観てみてはいかがでしょうか。
パラサイト 半地下の家族に関する記事を最後までお読みいただきありがとうございました。