パプリカの映画は怖い?気持ち悪いと言われる5つの理由から低評価の原因を考察
疑問に思う男性

「パプリカの映画は気持ち悪いって口コミでよく見かけるけどホント?」

あなたも気になってはいませんか?

パプリカの映画をネット検索しても「精神崩壊 」「映画 怖い」「トラウマ」など。
ポジティブとは思えない情報があがっていますが、いったいどういうことなのでしょうか?

本記事では、あなたの疑問にお答えします!
パプリカの映画の評判を口コミや視聴者レビューから考察していきます!

パプリカの映画とは?作品内容について

パプリカの映画は気持ち悪いと言われる理由を確認する前に。
まずはじめにパプリカの映画の作品内容について触れていきます。

作品名 パプリカ
原作者 筒井康隆
出演者(主要キャスト/役) 林原めぐみ/パプリカ・千葉敦子
古谷徹/時田浩作
江守徹/乾精次郎
配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
封切日 2006年11月25日

「時をかける少女」の筒井康隆によるSF小説をもとに制作された、日本の劇場用長編アニメーション作品。
監督は今敏(こんさとし)です。

他人の夢を共有する装置を介して、悪夢の原因を探るサイコセラピストを描いたSFサスペンス。

そんなパプリカの映画のストーリーと見どころは以下の通りです。

【ストーリー】財団法人精神医療研究所から、他人の夢を共有できる画期的装置・DCミニが盗まれる事件が発生。それと時を同じくして研究員たちが精神に異常をきたすように。美貌のセラピスト・敦子は、パプリカという名の女探偵となり、人の夢の中で犯人を追う。
【見どころ】「PREFECT BLUE」「千年女優」など、ハイクオリティかつ奥深い作品を生み出した今敏監督。46歳という若さでこの世を去った彼が最後に手掛けた長編映画だ。

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パプリカの映画は気持ち悪いと言われる5つの理由

「パプリカという映画は気持ちが悪かった」

いったいパプリカの映画の何がそんなに気持ち悪いのでしょうか?
ここから早速、パプリカの映画は気持ち悪いと言われる5つの理由をまとめていきます!

【気持ち悪い理由1】悪夢に侵食された島所長のセリフが意味不明

他人の夢に入り込む装置(DCミニ)が盗まれ、最初の被害者になるのが装置の開発責任者であり、研究所の所長である島寅太郎です。

島所長は精神攻撃を受けて発狂し、唐突に意味不明の言葉を発します。
本作の序盤にこの所長の異様なセリフ回しのシーンがあるので、予備知識のない人は意味不明でついていけないと思った人もいたようです。

しかし、コアなファンにとっては所長の「発狂シーン」は印象深いシーンとして取り上げる人も多く、所長のセリフを書き写したコメントも見られました。

独特な世界観のある映画なので、もしかしたら一度観ただけでは理解できないかもしれませんね。
観る者を選ぶ映画なのではないでしょうか。

【気持ち悪い理由2】気持ちが不安定の時に観れない

「パプリカ」は、緻密な描写により夢と現実の境目がつかないような演出が魅力の作品。
そのため、「今見ているものは現実なのかどうか」わからないシーンが連続し、不安を覚える人もいるようです。

監督がもともとテーマとして掲げていたのが「二面性」らしく、「夢と現実」もその二面性を表すものだと言えます。

つまり夢も「現実の一面」として捉えることで、二つの現実を描こうとしたのではないでしょうか。

いずれにしても、のんびりと何も考えないで楽しむ映画ではなさそうです。

【気持ち悪い理由3】精神が崩壊してしまいそうで恐ろしい

本作は悪夢を視覚化したような衝撃的な映像と、作画のクオリティが相まって、国内外で評価の高い作品となりました。
メディアでも取り上げられていたので、評判や噂だけを鵜呑みにして実際に観ていない人が多いようです。

例えば、
「この映画は観ると狂う」
「頭がおかしくなるから見れない」

と言ったようなコメントが多く見受けられました。

しかし本作は重いテーマながらも、ストーリー自体に実は破綻がなく、場面構成も緻密に計算されています。
また大筋の展開も、主人公千葉の成長物語として一貫して作られているので、テーマの重さに気をとられなければ、十分に楽しめる作品だと思います。

本作を観たからと言って実際に頭がおかしくなることはありません。
ただ、好き嫌いのテイストの好みは分かれると思います。

【気持ち悪い理由4】日本人形が夢に出そうなほど怖い

作中の至る所で登場する「日本人形」
その無表情な顔に不気味さを感じる人はとにかく多いです。

確かに日本人形はジャパニーズホラーの代名詞で、ホラーといえば日本人形を連想する人も多いでしょう。

筆者の意見としては、監督は日本人形を通して、日本人が共通して持っている恐怖体験を視覚化しようとしたのではないかと思います。

ですので、「怖い」と感じてしまうのも無理はないかもしれないですね。

【気持ち悪い理由5】ラストの「パレード」シーンが衝撃的

本作を観る人に最も強く印象を残したものが、終盤の「パレード」のシーンのようです。
サラリーマンの投身自殺から始まる「パレード」は、現実に悪夢が怒涛のように侵入してくるシーンとして、とても衝撃的でした。

具体的なコメントとしては、
「小さい頃、映画予告をTVで観てトラウマになった」
「悪夢のパレードを観て気持ちが悪くなった」

上記のような「気持ち悪い」と言った意見がありました。

晴れやかな街頭に様々な異形のものが練り歩く様子は、祭のような賑やかさがかえって不気味に見えます。
また、作画がぬるぬると動くので、アニメ好きなら一見の価値はあると思います。

パプリカの映画のSNS上での良い口コミ

【図3】

ここまでパプリカの映画が気持ち悪いと言われる理由について解説してきました。

気持ち悪い理由だけでなくどんな口コミが投稿されているのか?
これからパプリカの映画を見る予定の方にとっても気になる情報ですよね。

ここからはパプリカの映画のSNS上での口コミをまとめていきます!

まずはパプリカの映画のSNS上での良い口コミから。
先に悪い口コミを確認したい方は、こちらからご覧ください。

【良い口コミ1】普通に映画として楽しめる名作

実際に観てみると意外に面白かったという意見がありました。

食わず嫌いしている人も多いようですね。
思い切って見てみるのもいいかもしれません。

【良い口コミ2】作画クオリティが神レベルに素晴らしい

作画の質を評価する声も多数ありました。

まだデジタル技術が今よりも進んでいなかった時に、本作のような映像を作り出せたことはすごいと言わざるをえません。

【良い口コミ3】平沢進さん経由でパプリカ沼にハマった

先に音楽を聴いてから、映画を知ったというコメントもありました。
映画「パプリカ」は、音楽も映像とシンクロするように印象的です。

不穏さがありながらクセになる音楽に、魅了される人も多いでしょう。

主題歌(白虎野の娘)が気になる方は以下ご覧ください。
YouTube動画だけでも、平沢進さんの世界観を浸ることができます。

パプリカの映画のSNS上での悪い口コミ

【図4】

ここではパプリカの映画のSNS上での悪い口コミについてまとめます。

【悪い口コミ1】内容を見てみたけど正直つまらない

疑問に思う男性

「パプリカという映画アニメを見ました… ネットでかなり評価が高く宣伝の動画を見ても とても面白そうでしたので昨日レンタルして 内容を見てみましたが… 正直つまらなかったです。 ではなぜネットでは評価が高いのか 再度調べて見たところ… 音楽がいいだの雰囲気がいいのだの そのようなことが書かれていました。 しかしアニメとは内容が面白くないと 私てきには意味がないと思うのですが… 確かにそういった作品があるのはいいのですが、 なぜここまで過剰に高く評価されているのですか?」
引用: Yahoo!知恵袋「アニメ」

過剰に評価されすぎているという意見がありました。
確かに本作はコアなファンに持ち上げられすぎている感はありますね。

純粋に自分が観て面白いかどうか判断するのが良いと思います。

【悪い口コミ2】難しすぎて理解が追いつかない

観てみたけれど、理解が追いつかなかったというコメントもありました。
筆者も、一度観ただけでは正直よくわかりませんでした。

繰り返し観て理解が深まる映画かもしれません。

【悪い口コミ3】ストーリーがクソで原作の映像化は無理

原作は長編小説なので、映像化はできないといった声もありました。

本作は、小説の一部を取り出して独自にアレンジし膨らませた作品みたいなので、原作との違いが出てくるのは仕方のないことだと思います。

パプリカの映画は意味不明?読者の疑問まとめ

【図2】

最後に気持ち悪いだけでなくパプリカの映画の感想など。
作品に対する読者の気になる疑問についても真相解明していきます!

【疑問1】パプリカはなぜ意味不明という感想が多いのか?

疑問に思う人

「パプリカはなぜ意味不明という感想が多いのか?」

夢の描写で時間軸が捻じ曲げられていたり、冒頭の所長の狂気じみたセリフが終盤のパレードに繋がっていたりするので、順を追ってストーリーを理解しようとする人にとっては、混乱する部分があるのではないでしょうか。

意味がわからないものに対して身構えてしまう気持ちはよくわかります。

しかし、意味不明にさせるのが本作の「狙い」でもあり、あとになって判明するものもあると思うので、気負わずに観てみると良いのではないでしょうか。

【疑問2】パプリカの映画を視聴できるVODサービスはどれ?

疑問に思う人

「パプリカの映画を視聴できるVODサービスはどれ?」

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【疑問3】パプリカの映画の原作はある?漫画でも読めるのかな?

疑問に思う人

「原作はある?漫画でも読めるのかな?」

原作はあります。
作者は筒井康隆で、新潮文庫から出版されています。
ちなみに、原作者もアニメ版のバーテン役で出演しています。

漫画本は、
「パプリカ」(2003年、英知出版、漫画:萩原玲)
「パプリカ~The dream-child~」(2007年、講談社、漫画:坂井恵理)

の二種類があるようですが、ともに現在絶版しています。
電子辞書でもありませんでした、中古本では手に入るみたいです。

まとめ:パプリカの映画は気持ち悪いと言われる理由を口コミから考察

パプリカの映画は気持ち悪いと言われる理由を口コミから考察してきました。

改めて、パプリカの映画は気持ち悪いと言われる理由をまとめると、

パプリカの映画は気持ち悪いと言われる5つの理由

  • 悪夢に侵食された島所長のセリフが意味不明
  • 気持ちが不安定の時に観れない
  • 精神が崩壊してしまいそうで恐ろしい
  • 日本人形が夢に出そうなほど怖い
  • ラストの「パレード」シーンが衝撃的

パプリカの映画は気持ち悪いと言われる理由があるのは事実です。
特に衝撃的なシーンが多いことで尻込みしてしまう人が多いようでした。

斬新な演出と緻密な悪夢の描写が、観る側に気持ち悪いと思わせてしまうところがあるようですね。

ですが、本作は芸術性においても評価の高い作品です。
アートとして楽しんでみるのも、良いのではないでしょうか。

パプリカの映画に関する記事を最後までお読みいただきありがとうございました。