おおかみこどもの雨と雪の花はひどい?気持ち悪いと言われる5つの理由から低評価の原因を考察
疑問に思う男性

「おおかみこどもの雨と雪の花は気持ち悪いって口コミでよく見かけるけどホント?」

あなたも気になってはいませんか?

おおかみこどもの雨と雪の花をネット検索しても「花 気持ち悪い」「花 怖い」「雪 かわいそう」など。
ポジティブとは思えない情報があがっていますが、いったいどういうことなのでしょうか?

本記事では、あなたの疑問にお答えします!
映画「おおかみこどもの雨と雪」の評判を口コミや視聴者レビューから考察していきます!

映画「おおかみこどもの雨と雪」とは?作品内容について

おおかみこどもの雨と雪の花は気持ち悪いと言われる理由を確認する前に。
まずはじめにおおかみこどもの雨と雪の花の作品内容について触れていきます。

作品名 おおかみこどもの雨と雪
原作者 細田守
出演者(主要キャスト/役) 宮崎あおい/花
大沢たかお/彼(おおかみおとこ)
黒木華(少女期)・大野百花(幼年期)/雪
西井幸人(少年期)、加部亜門(幼年期)/雨
配給 東宝
封切日 2012年7月21日

「おおかみこどもの雨と雪」は、細田守監督の第2作目の長編アニメーション作品。

脚本は奥寺佐渡子、キャラクターデザインは貞本義行が担当。
奥寺佐渡子と貞本義行は、共に「時をかける少女」「サマーウォーズ」に引き続いての参加となります。

本作は第36回日本アカデミー賞最優秀アニメーション映画賞を受賞し、海外でも上映され話題になりました。

そんなおおかみこどもの雨と雪のストーリーと見どころは以下の通りです。

【ストーリー】人間の姿をしているオオカミ男と出会った大学生の花。2人は恋に落ち、やがて子供を授かる。2人の子供はやはり人間とオオカミの二つの顔を持っていた。家族は都会の片隅で正体を隠しながら暮らしていたが、父の死をきっかけに田舎に移住する。
【見どころ】監督は『時をかける少女』の細田守。宮崎あおい、大沢たかお、菅原文太などが声優を務める。母親の優しさ、たくましさに胸を打たれること必至で、親子でも楽しめる。

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おおかみこどもの雨と雪の花は気持ち悪いと言われる5つの理由

「おおかみこどもについては、ただ花が気持ち悪い」

いったいおおかみこどもの雨と雪の花の何がそんなに気持ち悪いのでしょうか?
ここから早速、おおかみこどもの雨と雪の花は気持ち悪いと言われる(リサーチした数を入力)つの理由をまとめていきます!

【気持ち悪い理由1】序盤のベッドシーンが子供に見せられない

身寄りのない大学生の花が、天涯孤独の「おおかみおとこ」に惹かれるところが本作の魅力のひとつです。
しかし、映画の序盤で描かれる花とおおかみおとこのベッドシーンに対して、厳しいコメントが多く寄せられていました。

「なんで、裸なの?って子供に聞かれて気まずい」
「そろそろあのシーン来るから、子供そのままにして風呂に入った」

「おおかみこども」がテレビ放映された時に家族で観ていた人のなかには、困惑するコメントが続出していました。

もちろん、子供が観るアニメ作品なので、露骨な描写はありません。
ですが、暗い部屋で口づけをするシーンがあり、子供に見られると気まずいと思う人が多いようです。

また、ベッドシーンでは、おおかみおとこが「おおかみ」の姿で花と結ばれます。
なので獣と人間が関係を持つことに対して、「気持ち悪い」といったコメントも見受けられました。

しかし、花とおおかみおとこのベッドシーンについては、擁護する声もあります。

ありのままの姿の「彼」を受け入れるために、必要不可欠なシーンだったということが、コメントからわかります。
確かに、人間の姿で愛し合っていたら、ただのラブストーリーになりますからね。

お子さんに「愛の多様性」を教えるには、良い場面かも。

【気持ち悪い理由2】花が毒親すぎて見るのがしんどい

おおかみおとこが死んで、またもや身寄りのなくなった花の育児について、「ひどい」といった厳しいコメントがありました。
とくに、花の母親像が自己犠牲のもとに成り立っていることについて「美化しすぎている」といった声が目立ちました。

「細田監督の理想の母親像を押し付けないでほしい」
「勝手に子供産んどいて児相来たから田舎行くって、子供かわいそう」

このように花の親としての姿勢について、酷評する声が挙がっています。

とはいえ本作では、花はまだ学生で年齢的にも若く、子育てについて何の心構えもなく子供を産んでしまったという「設定」です。
未熟な花に、完璧を求めるのは酷だと筆者は思います。

むしろ監督は、未熟な花を「わざと」描くことで、果敢に生きていく姿を見てもらいたかったのではないでしょうか。
若年層の結婚や、シングルマザーの貧困など、現代に通じる問題に、監督は挑んだのではないかと思います。

【気持ち悪い理由3】娘よりも息子をかわいがる花があざとい

花には雨(息子)と雪(娘)の二人の子供がいます。
その二人と接する時の花の態度の違いについて、指摘する声が見受けられました。

態度の違いについての象徴的なシーンが、終盤の大雨の場面です。
大雨の日、雪は学校に取り残され、雨は山に動物たちの様子を見に行きます。

花は迷うことなく雨を助けに行きます。

「雪がかわいそう」といった、否定的な口コミが多く見られました。

とはいえ、同じような状況に立たされた時、学校にいる雪のほうに向かうでしょうか?
より危険度の高い山を優先する人のほうが多いと思います。

実際、雨を助けに行くシーンを見た人のなかには、「花の気持ちがわかる」といった意見がありました。

【気持ち悪い理由4】花のメンタルが強すぎて不気味

本作で花は、辛いことがあっても笑顔で乗り切る女性として描かれています。
そのため、過酷な状況で孤軍奮闘する花を見て「メンタル強すぎ」「超人かよ」といった厳しいコメントが見受けられました。

おそらく、辛い姿を見せないようにしている花の姿が、一部の人にはリアリティのないものに見えてしまっていると考えられます。

コメントのなかには、「平然としているのが逆に不気味」「何考えているのかわからない」といった声もありました。

確かに映画を観ると、花の感情が見えにくい気がします。
なので筆者としては、細田監督には人間の内面をもう少し詳しく表現してほしかったなと思います。

【気持ち悪い理由5】細田監督の価値観が理解できない

花の否定的なコメントをさかのぼると、細田監督の女性に対する見方のバッシングにまでたどり着いてしまいました。
そもそも花のようなキャラを作った監督の価値観がおかしいといった声が多く見受けられました。

どうやら、監督の理想の女性像が透けて見えるようです。

しかし、監督の女性の見方には賛否両論があるみたいですね。

花の人物像については、好意的なコメントもあがっています。
とくに、雨と雪の選択をそれぞれ尊重し、見守る母の姿に心を打たれたという声がいくつか見られました。

花(母親)に対する見方も、人それぞれの価値観で異なるようですね。

おおかみこどもの雨と雪のSNS上での良い口コミ

【図3】

ここまでおおかみこどもの雨と雪の花が気持ち悪いと言われる理由について解説してきました。

気持ち悪い理由だけでなくどんな口コミが投稿されているのか?
これからおおかみこどもの雨と雪を見る予定の方にとっても気になる情報ですよね。

ここからはおおかみこどもの雨と雪のSNS上での口コミをまとめていきます!

まずはおおかみこどもの雨と雪のSNS上での良い口コミから。
先に悪い口コミを確認したい方は、こちらからご覧ください。

【良い口コミ1】「おおかみこども」はここ数年で一番大好きな映画

好き嫌いがはっきり分かれる映画だと思います。
ですが、好きな人は「一番」にあげる人が多かったです。

惹かれる人には、強く引き付ける何かがあるのでしょうね。

【良い口コミ2】子供の自立をしっかり描いた良作

育児映画としてよりも、親離れと子離れの映画として評価する声がありました。
つまり、子供の成長だけでなく親の成長の物語でもあるという見方で褒める人が多かったです。

ラストで花だけが家に残るシーンは、子離れしたあとの親が描かれていて、心に残りますよね。

【良い口コミ3】いつ見ても雨が旅立つシーンが泣ける

雨は最後に、おおかみとして生きることを告げて花と別れます。
そして、「しっかり生きて!」と花が叫ぶシーンに、泣けたという声が多かったです。

雨の遠吠えが印象的な場面でした。

おおかみこどもの雨と雪のSNS上での悪い口コミ

【図4】

ここではおおかみこどもの雨と雪のSNS上での悪い口コミについてまとめます。

【悪い口コミ1】おおかみおとこの最期のシーンがつらい

おおかみおとこは狼の姿で死んでいたところを、ゴミ収集車に放り込まれ処分されてしまいます。
おおかみおとこの処分シーンにショックを受けた人は、多いようです。

「悲しい」「ドン引く」といったネガティブなコメントが目立ちました。

ですが監督としては、リアルな描写にしたかったのかもしれませんね。

【悪い口コミ2】花のパンチラシーンを入れるのが気持ち悪い

パンチラシーンがあることに、怒りのコメントがありました。
雪だけでなく、花までもパンチラ姿のシーンがあるので、不快に思う人がいるようです。

リアルを追求しすぎても、良くないですね。

【悪い口コミ3】「おおかみこども」だけはただただ生理的に無理!

映画全体を生理的に毛嫌いする人の声もありました。
描かれる人物像や展開が独特なので、肌感覚で合わない人もいるのだと思います。

時間が経ってから観てみると、違って見えるかもしれませんよ?

おおかみこどもの雨と雪はなぜ批判殺到?読者の疑問まとめ

【図2】

最後に気持ち悪いだけでなくおおかみこどもの雨と雪の批判原因など。
作品に対する読者の気になる疑問についても真相解明していきます!

【疑問1】なぜおおかみこどもの雨と雪は批判が殺到してる?

疑問に思う人

「なぜおおかみこどもの雨と雪は批判が殺到してる?」

やはり花の子育てに対する風当たりの強さはあるようです。

花は自分の子供を病院に行かずに産み、子供の定期検診や予防接種にも行きません。
周囲の人間とも距離を置いて、逃げるようにして田舎に移り住んでしまいます。

一連の花の行動は、確かに毒親に見えますね。
なので、花の行動がひどいというような批判の声が殺到したみたいです。

しかし筆者が思うに、非難が殺到するのは表面的に毒親に見える部分にすぎないと思います。

物語の設定上、花は「おおかみ」のこどもを世間から隠すしかなかったということを考えれば、花の行動も理解できるのではないでしょうか。

みなさんはどう思いますか?

【疑問2】おおかみこどもの雨と雪を視聴できるVODサービスはどれ?

疑問に思う人

「おおかみこどもの雨と雪の花を視聴できるVODサービスはどれ?」

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【疑問3】おおかみこどもの雨と雪の原作はある?漫画でも読めるのかな?

疑問に思う人

「原作はある?漫画でも読めるのかな?」

原作はあります。
原作は細田監督自身による小説で、KADOKAWAから出版されています。
小説は「角川文庫」「角川スニーカー文庫」「角川つばさ文庫」の三種類あります。

漫画でも読めます。
漫画は角川コミック・エースから単行本で3巻まで出版、作画は優が担当しています。

全て電子書籍で購読が可能です。

まとめ:おおかみこどもの雨と雪の花は気持ち悪い理由を口コミから考察

おおかみこどもの雨と雪の花は気持ち悪いと言われる理由を口コミから考察してきました。

改めて、おおかみこどもの雨と雪の花は気持ち悪いと言われる理由をまとめると、

おおかみこどもの雨と雪の花は気持ち悪いと言われる5つの理由

  • 序盤のベッドシーンが子供に見せられない
  • 花が毒親すぎて見るのがしんどい
  • 娘よりも息子をかわいがる花があざとい
  • 花のメンタルが強すぎて不気味
  • 細田監督の価値観が理解できない

おおかみこどもの雨と雪の花は気持ち悪い理由があるのは事実です。
とくに、子供に対する接し方に否定的な声が多かったです。

物語の設定上、花の行動が毒親のように見えてしまうことが大きな要因だといえそうです。

とはいえ、母親として共感できるという人の意見もありました。
さまざまな家庭があるように、さまざまな母親の姿があっていいのではないでしょうか。

おおかみこどもの雨と雪に関する記事を最後までお読みいただきありがとうございました。