実写映画「夏への扉」はつまらないと言われる理由とは?評判・評価を口コミから真相検証
疑問に思う男性

「夏への扉はつまらないって口コミでよく見かけるけどホント?」

あなたも気になってはいませんか?

夏への扉をネット検索しても「映画 矛盾」「大コケ」「映画 ひどい」など。
ポジティブとは思えない情報があがっていますが、いったいどういうことなのでしょうか?

本記事では、あなたの疑問にお答えします!
夏への扉の評判を口コミや視聴者レビューから真相検証していきます!

実写映画「夏への扉」とは?作品内容について

夏への扉はつまらないと言われる理由を確認する前に。
まずはじめに夏への扉の作品内容について触れていきます。

作品名 夏への扉
原作者 ロバート・A・ハインライン
出演者(主要キャスト/役) 山﨑健人/高倉宗一郎
清原果耶/松下璃子
夏菜/白石鈴
配給 東宝、アニプレックス
封切日 2021年6月25日

アメリカのSF小説の古典的名作「夏への扉」を日本を舞台に翻案された映像化作品。
正式邦画タイトルは「夏への扉ーキミのいる未来へー」。

監督は映画「ソラニン」(2010年度作品)で大ヒットした三木孝浩。
主題歌は、「鬼滅の刃」「ソードアート・オンライン」などで人気のLiSAが担当することで話題になりました。

そんな夏への扉のストーリーと見どころは以下の通りです。

【ストーリー】将来を期待される科学者の高倉宗一郎は、亡き養父である松下の会社で研究に没頭していた。宗一郎は、自分を慕ってくれる松下の娘・璃子と愛猫ピートを、家族のように大事に思っていた。しかし、研究の完成を目前に控えながら、宗一郎は罠にはめられ…。
【見どころ】原作は1956年にアメリカで発表されたロバート・A・ハインラインの名作。三木孝浩監督が主演に山﨑賢人を迎え、老若男女みんなで楽しめる作品に仕上げている。

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夏への扉はつまらないと言われる5つの理由

「夏への扉はもう見なくていいや」

いったい夏への扉の何がそんなにつまらないのでしょうか?
ここから早速、夏への扉はつまらないと言われる5つの理由をまとめていきます!

【つまらない理由1】副タイトルのセンスがダサい

タイトルに関しての酷評につながる意見が見られました。
特に、タイトルが超有名SF小説と同じなだけに、日本が舞台の予告を観て「?」と混乱した人が多かったようですね。

日本を舞台に改変するなら、タイトルも全く違うものにしたほうが良かったのでは、との意見もあるほどです。

ただ、原作ファンから厳しい声が出てくると思いきや、意外にも好意的なコメントが見られました。

しっかりと原作に忠実に作られていて、良かったという声が多く挙がっています。

原作を知らない人だけでなく、原作ファンにも観られることを想定した映画であることがわかりますね。

【つまらない理由2】原作そのものが面白くない

古典的名作とはいえ「夏への扉」の原作自体が、面白くないといった声が多かったです。
現在と未来を何度もタイムリープする話なので、一度読んだだけではよく呑み込めない人が多いようです。

古典的名作とは、作品が作られた時代には考えもつかなかった物語、という点で評価されることが多いです。
なので、さまざまなSF小説や映画があふれる現在では、目新しさはないかもしれません。

しかし、原作は苦手だけど、映画は好きという人も中にはいるようですね。

海外SF小説はカタカナ名が多いので、敬遠する人もいるようです。
あと、SFというジャンル自体が苦手だけど、この映画は観れたという人もいました。

映画「夏への扉」は、SFが苦手な人でも楽しめる内容みたいですよ。

【つまらない理由3】時代設定や展開がめちゃくちゃ

映画「夏への扉」は、1995年と2025年を軸として物語が展開します。
その時代設定について、疑問視する声が挙がっています。

「なんで1995年?」
「2025年は、未来っぽくない」
などのコメントが見られました。

ですが、この1995年という設定は監督自身が「思い入れのある時代」なのだそう。
監督の言葉を借りると、「1995年と2025年に設定したのは、作り手である自分たちがまず、この物語をあったかもしれない話として捉えたい」という思いで制作されたとか。

監督自身が設定した時代を身近に捉えられたからこそ、映画「夏への扉」のリアリティある世界観が描けたのだと言えますね。

【つまらない理由4】映画の前半が面白くなくて無理

映画「夏への扉」の前半部分の展開に、不評の声が挙がっています。
特に序盤の科学的な説明描写で、「難しい」と思う人が多いようです。

SF映画は世界観や設定を説明するために細かい描写が多いのが難点といえますね。

しかし後半の伏線回収からの怒涛の展開は、良かったとの意見が多数見受けられました。

前半が微妙だと感じた方でも、後半ですっきりして良かったとのコメントが寄せられています。

原作のラストよりも、映画のラストが良いという意見もあるくらいなので、序盤で挫折した人もあきらめないで!

【つまらない理由5】恋愛映画として売り出すのは失敗

原作ファンの中には、テレビCMや予告編を観て見る気が失せたというコメントがいくつか見られました。
どうして原作ファンは、見る気が失せたのでしょうか?

調べてみると、SF映画を期待してたのに、恋愛映画に改変されていると判断して観なかったと考えれます。
確かに、映画の予告編を見るとLiSAの音楽といい、爽やかな山﨑健人の姿といい、正直SF映画には見えませんでした(笑)。

ただ、実際に観てみたら、ちゃんとしたSF映画になっているとの声が非常に多かったです。

原作ファンで、映画は期待していなかったけど、楽しめたというコメントがありました。
中には日本のSF映画としても、レベルが高いといった意見まであります。

恋愛映画としてではなく、ド直球のSF映画として宣伝していたら、良かったかもしれないですね。

夏への扉のSNS上での良い口コミ

【図3】

ここまで夏への扉がつまらないと言われる理由について解説してきました。

つまらない理由だけでなくどんな口コミが投稿されているのか?
これから夏への扉を見る予定の方にとっても気になる情報ですよね。

ここからは夏への扉のSNS上での口コミをまとめていきます!

まずは夏への扉のSNS上での良い口コミから。
先に悪い口コミを確認したい方は、こちらからご覧ください。

【良い口コミ1】脚本がしっかりとしていて最高

原作をうまく日本人好みにアレンジできているとの声が見られました。
原作をそのまま映像化するよりも、むしろ日本を舞台にするほうが難しそうですよね。

日本を舞台で、なおかつSFとして楽しめる映画は、珍しいと筆者も思います。

【良い口コミ2】ミスチルの「クロスロード」が良い!

本作では、時代設定が1995年ということもあり、挿入歌に Mr.Children の「クロスロード」が使われています。
しかも劇中では「クロスロード」が頻繁に流れるらしく、観終わった後も、楽曲が頭から離れないといった声がありました。

「クロスロード」が挿入歌として使われていることは、知らない人が多かったようですね。
劇中で思わぬ名曲が流れて涙が出たとのコメントもありました。

実際に曲が気になる方は、以下YouTube動画のクロスロードもあわせてご覧ください。

【良い口コミ3】藤木直人のヒューマノイドが素晴らしい

藤木直人の演技を、絶賛する声が多く見受けられました。
実は藤木直人演じる「PETE」(ピート)は、映画オリジナルのキャラクター。

ヒューマノイドという役柄上、演技が難しそうですが、観た人は好印象の人が多かったです。
「かわいい」「愛着がわく」とのコメントが見受けられました。

夏への扉のSNS上での悪い口コミ

【図4】

ここでは夏への扉のSNS上での悪い口コミについてまとめます。

【悪い口コミ1】原作ファンにはちょっと物足りないかも

原作ファンの中には、楽しめなかったという人の声がありました。
映画通の方や、マニアックな作風などが好みの方には、ちょっと不満が残るようですね。

あくまで一般層向けのエンターテイメント作品だと言えます。

【悪い口コミ2】演出が青春映画のセンスで嫌

映画の内容は、SFとはいえ時を超えて結ばれる二人の男女の話。
ですので、恋愛要素が苦手な人には、楽しめなかった人もいるようです。

恋愛とSFの線引きは、なかなか難しいものがありますね。

【悪い口コミ3】原作のほうが断然おもしろい

やはり、原作が好きな人のなかには、原作のほうが良いという人が一定数いるみたいです。
原作でしか味わえない世界観がありますし、原作のキャラだからこそ成立する設定もあることでしょう。

映画も原作も、それぞれの良さがあっていいのではないでしょうか。

夏への扉の評価など読者の疑問まとめ

【図2】

最後につまらないだけでなく夏への扉への評価など。
作品に対する読者の気になる疑問についても真相解明していきます!

【疑問1】映画「夏への扉」の相関図を教えてほしい!

疑問に思う人

「映画「夏への扉」の相関図を教えてほしい!」

映画「夏への扉」をより深く知ってもらうために、人物の相関図をご紹介いたします。

高倉宗一郎/山﨑賢人、南出凌嘉(少年役)
ロボット開発に従事する科学者 。早くに両親を亡くし、亡き養父の松下の会社で研究に没頭している。

松下璃子/清原果耶
宗一郎の養父、松下の娘の高校生。宗一郎を慕っている。

白石鈴/夏菜
宗一郎の恋人であり、婚約者。

坪井剛太/浜野謙太
宗一郎の会社の共同開発者。宗一郎に憧れて科学者になった。

遠井潤之助/田口トモロヲ
物理学者。PETEの発明者で、2025年の世界にいる。

佐藤太郎/原田泰造
弁理士兼弁護士。時間転移してきた宗一郎を助ける。

PETE(ピート)/藤木直人
ヒューマノイドロボット。プラズマ蓄電池が動力源。

ピート/パスタ(寄りの表情担当)、ベーコン(アクション担当)
宗一郎の飼っている愛猫。

ピート役の猫さんはなんと「厳選なる猫オーディションから選ばれた二匹のベテラン俳優猫」だそうです(笑)。
(出典:マイナビニュース「猫オーディションを勝ち抜いたベテラン俳優猫、『夏への扉』特別ポスターに」

「猫がかわいかった」とのコメントも多数あったので、猫のピートも要チェックですよ!

【疑問2】夏への扉を視聴できるVODサービスはどれ?

疑問に思う人

「夏への扉を視聴できるVODサービスはどれ?」

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【疑問3】夏への扉の原作はある?漫画でも読めるのかな?

疑問に思う人

「原作はある?漫画でも読めるのかな?」

原作はあります。
1956年に発表された同名SF小説です。
著者はロバート・A・ハインライン。

アイザック・アシモフ、アーサー・C・クラークと並んで、SF界の世界三大作家と言われています。

「夏への扉」は早川書房から、文庫版と新訳の単行本版の二種類が現在発売中です。
文庫版のみ、電子書籍でも購読可能みたいですよ。

まとめ:夏への扉はつまらないと言われる理由を口コミから検証

夏への扉はつまらないと言われる理由を口コミから検証してきました。

改めて、夏への扉はつまらないと言われる理由をまとめると、

夏への扉はつまらないと言われる5つの理由

  • 副タイトルのセンスがダサい
  • 原作そのものが面白くない
  • 時代設定や展開がめちゃくちゃ
  • 映画の前半が面白くなくて無理
  • 恋愛映画として売り出すのは失敗

夏への扉はつまらないと言われる理由があるのは事実です。
特に原作ファンによる否定的なコメントが目立ちました。

一番の要因として、原作のような純粋なSF映画を期待していた人にとって恋愛要素のある本作は、若干とっつきにくかったと考えられます。

ですが、映画「夏への扉」はSF映画としての評価も高いです。
恋愛映画が苦手な人でも楽しめる映画なので、先入観抜きでぜひ観てもらえればと思います。

夏への扉に関する記事を最後までお読みいただきありがとうございました。