【酷評】未来のミライの声優はひどいと言われる5つの理由から低評価の原因を考察
疑問に思う男性

「未来のミライの声優はひどいって口コミでよく見かけるけどホント?」

あなたも気になってはいませんか?

未来のミライの声優をネット検索しても「ひどい」「声優 下手」「ミスキャスト」など。
ポジティブとは思えない情報があがっていますが、いったいどういうことなのでしょうか?

本記事では、あなたの疑問にお答えします!
未来のミライの声優の評判を口コミや視聴者レビューから真相検証していきます!

映画「未来のミライ」とは?作品内容について

未来のミライの声優はひどいと言われる理由を確認する前に。
まずはじめに未来のミライの声優の作品内容について触れていきます。

作品名 未来のミライ
原作者 細田守
出演者(主要キャスト/役) 上白石萌歌/くんちゃん
黒木華/ミライちゃん
星野源/おとうさん
配給 東宝
封切日 2018年7月20日

「未来のミライ」は、2018年に公開された長編アニメーション作品。

監督は「時をかける少女」「サマーウォーズ」で一躍有名になった細田守。
アカデミー賞長編アニメーション映画賞にノミネートされました。

そんな未来のミライのストーリーと見どころは以下の通りです。

【ストーリー】ある日、甘えん坊のくんちゃんの家に、生まれたばかりの妹がやってくる。妹に両親の愛情を奪われ、寂しさいっぱいのくんちゃん―。そんなくんちゃんの前に、未来からやってきた妹・ミライちゃんが現れ、くんちゃんは家族と命のつながりをめぐる旅へ出る。
【見どころ】スタジオ地図が贈る、細田守監督の長編オリジナル作品。家1軒と庭1つ、どこにでもあるたった1つの家族を通して、生命の大きな循環、人の生の織り成す巨大なループを描く。

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未来のミライの声優はひどいと言われる5つの理由

「未来のミライ、声優ひどいな」

いったい未来のミライの声優の何がそんなにひどいのでしょうか?
ここから早速、未来のミライの声優はひどいと言われる5つの理由をまとめていきます!

【ひどい理由1】くんちゃんの声が「好きくない」

主人公くんちゃんの声についての厳しい意見が多かったです。

主人公くんちゃんは4歳の男の子。
その声を担当したのが、なんと当時18歳の女優、上白石萌歌。

映画公開前の声優発表時点で、くんちゃんの配役には無理があるのではないかという声がありました。

そして公開されてからも、多くの人が違和感を拭えなかったようです。

「くんちゃんの声のせいで内容が入ってこない」
「声が子供じゃないし、セリフとちぐはぐ」

口コミには、そんな否定的なコメントが目立ちました。
また、4歳にしては滑舌が良すぎるとの意見も多かったです。

とはいえ、もともと上白石萌歌は未来ちゃん役のオーディションに参加したそうです。
ところがインタビュー記事にもある通り、細田監督の鶴の一声でくんちゃん役に抜擢されたのだそう。

監督に言われたら、やるしかないですよね(笑)。

【ひどい理由2】星野源が劇中でも「星野源」にしか聞こえない

おとうさん役の星野源に対する否定的な意見がありました。
役柄に声が合っていないというより、おとうさんを見ても星野源の顔がちらつき物語に集中できないといったコメントが見受けられました。

口コミの通り、声を聞いただけで星野源だとわかるといった評判がいくつかありました。
歌手だけに、声も特徴的なようですね。

しかし、星野源の演技を評価する声も多かったです。
また、物腰が柔らかそうなメガネ姿のおとうさんは星野源のイメージにぴったりだという意見もありました。

星野源の人柄の良さが声に出ているのかもしれませんね。

【ひどい理由3】おかあさんの声がアニメに合ってない

女優としての人気が高い麻生久美子も、アニメの声優となると首を傾げる人が多かったみたいですね。
やはり知名度の高い有名人が声優をすると、どうしても有名人のイメージが強くなってしまうのだと考えられます。

「麻生久美子さんがずっとスクリーンにいた感じ」
「アソクミ感がハンパない」

映画を観た人のなかには、上記のような辛辣なコメントもありました。

ただインタビュー記事で細田監督は、シナリオの段階からおかあさん役を麻生久美子にすると決めていたとのこと。

つまり、もともと麻生久美子を想定したキャラになっていたわけです。

「ご本人に近い」「役柄にぴったりだ」というコメントが多いことも頷けます。

「未来のミライ」がヒットしたのは、麻生久美子の功績が大きいかもしれません。

【ひどい理由4】アニメの声優は芸能人ではなくプロに任せるべき

「未来のミライ」に限らず、芸能人を声優に起用することに関してはアニメ作品でよく取り上げられる話題です。

「なぜアニメの声優に芸能人を雇用するのですか。 私はアニメ好きでよく見るのですが、この人下手だな〜とおもうと100%芸能人です。 別にうまい人なら別に良い構わないのですが、下手な人がする と世界観が壊れてしまい、はっきり言って不快です。 なぜ、プロを雇用しないのでしょうか。」
引用: Yahoo!知恵袋「声優」

アニメ好きのなかには、否定的な見方をする人が多いです。
一体、どうしてなのでしょう?

原因の一つに、声優に芸能人を起用すると話題になる反面、芸能人のイメージが先行して世界観が台無しになってしまうと考える人が多いことが考えられます。

とはいえ、細田監督がプロの声優を使わないのは話題性とは別の理由があるようです。
具体的には、監督によるとアフレコの収録は全員揃ってやりたいが、プロの声優はスケジュールが合わないのだそうです。
(出典:CINEMATODAY「『バケモノの子』細田守監督、プロの声優を使わない意外な理由」

監督によっても、考え方はいろいろ違いますね。

【ひどい理由5】山下達郎の主題歌に違和感を感じる

本作のテーマソング「ミライのテーマ」(オープニング)と「うたのきしゃ」(エンディング)を担当したのは山下達郎です。
日本を代表するシンガーソングライターとのタッグは、公開当時話題にもなりました。

しかし、テーマソングに対して違和感を覚える声もあがりました。

筆者も、山下達郎の洗練されたおしゃれな曲調と本作の雰囲気はあまり合わないような気がします。
あと、ミライがあまり活躍しないのに「ミライのテーマ」が前面に出てくるのもどうかと。

ただし、山下達郎の曲自体を否定する声はほとんどありませんでした。
むしろ、山下達郎の歌があるから映画を観たというコメントがあるくらいです。

オープニング曲からの冒頭のシーンは、やはり感情が高まります。

未来のミライのSNS上での良い口コミ

【図3】

ここまで未来のミライの声優がひどいと言われる理由について解説してきました。

ひどい理由だけでなくどんな口コミが投稿されているのか?
これから未来のミライを見る予定の方にとっても気になる情報ですよね。

ここからは未来のミライのSNS上での口コミをまとめていきます!

まずは未来のミライのSNS上での良い口コミから。
先に悪い口コミを確認したい方は、こちらからご覧ください。

【良い口コミ1】ミライちゃんの声が特に素晴らしい

ミライちゃん役の黒木華の声は、評価の高いコメントが目立ちました。
やはり絵柄と声の音色がいかにシンクロするかがアニメの声優では大事だといえます。

芸能人が声優をやっていても違和感のない例ですね。

【良い口コミ2】福山雅治のイケメンぶりが役柄でもにじみ出ている

福山雅治に対しては手放しで誉めるコメントが非常に多かったです。
中には「声だけでカッコイイ」といった声もありました。

福山ファンの方は、必見です!

【良い口コミ3】くんちゃんのアニメっぽくない声が良い

くんちゃんの声を誉める人がいなかったわけではありません。
最初は違和感があるけど、慣れれば良かったというコメントも散見していました。

アニメの作られた声が苦手な人には、合っているのかもしれません。

未来のミライのSNS上での悪い口コミ

【図4】

ここでは未来のミライのSNS上での悪い口コミについてまとめます。

【悪い口コミ1】赤ちゃんの泣き声が頻繁に聞こえるからキツイ!

本作ではミライちゃんの育児場面が多いので、赤ちゃんの泣き声の頻度は高いです。
そのため、泣き声にうんざりするといったコメントが多く見られました。

育児がテーマの映画なので、仕方のない気はしますが。

【悪い口コミ2】棒読みのセリフの人が多い

映画全体を通して、セリフが棒読みに感じるといった意見の人が見受けられました。
実写の俳優が声優をやると、滑舌や声量の面で不満を唱える人が出てくるようです。

もともと演技のプロだから、アニメにしかできない演技をやってほしいですよね。

【悪い口コミ3】くんちゃん以外の子供の声は子役を使っていておかしい

主役以外ではちゃんと子供らしい子供の声を起用しているところに不満の声があがっています。
脇役の子供の声を主役に使ってほしいといった辛辣なコメントもありました。

確かに、たくさんいる子役のなかで一人だけ年齢の違う俳優が演じていたら、不自然ですよね。

未来のミライの声優は誰?読者の疑問まとめ

【図2】

最後にひどいだけでなく未来のミライの声優情報など。
作品に対する読者の気になる疑問についても真相解明していきます!

【疑問1】くんちゃん役はじめキャラクターの声優は誰が担当?

疑問に思う人

「くんちゃん役はじめキャラクターの声優は誰が担当?」

それでは、主要キャラクターの声は誰が担当しているか、ご紹介したいと思います!

クンちゃん/上白石萌歌

ミライちゃん/黒木華・本渡楓(幼少期)

おとうさん/星野源

おかあさん/麻生久美子

青年(曾祖父)/福山雅治

じいじ/役所広司

ばあば/宮崎美子

紹介は以上になります。

【疑問2】未来のミライを視聴できるVODサービスはどれ?

疑問に思う人

「未来のミライを視聴できるVODサービスはどれ?」

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【疑問3】未来のミライの原作はある?漫画でも読めるのかな?

疑問に思う人

「原作はある?漫画でも読めるのかな?」

原作本は、細田守監督自ら執筆した同名原作小説が出版されています。
角川文庫、角川スニーカー文庫、角川つばさ文庫の三種類がKADOKAWAから発売してます。

内容はほぼ同じですが、年齢層に合わせてフリガナがふってあったり、挿絵やイラストが付いていたりします。
あと、漫画はありませんが、同じくKADOKAWAから読み聞かせ絵本が発売されているようです。

すべて電子書籍で読めますよ。

まとめ:未来のミライの声優はひどいと言われる理由を口コミから検証

未来のミライの声優はひどいと言われる理由を口コミから検証してきました。

改めて、未来のミライの声優はひどいと言われる理由をまとめると、

未来のミライの声優はひどいと言われる5つの理由

  • くんちゃんの声が「好きくない」
  • 星野源が劇中でも「星野源」にしか聞こえない
  • おかあさんの声がアニメに合ってない
  • アニメの声優は芸能人ではなくプロに任せるべき
  • 山下達郎の主題歌に違和感を感じる

未来のミライの声優はひどいと言われる理由があったのは事実です。

特に主人公「くんちゃん」に対する否定的なコメントが目立ちました。
一番の原因としては、細田監督のキャスティングに対する姿勢や意図が、観る側にしっかりと伝わらなかったことが大きいと言えます。

とはいえ、有名人を声優に起用して話題になるのは、ジブリや新海誠監督の作品も同じです。
なので、いかに観る側に説得力のある映像を作るかということが、最も大事なのではないでしょうか。

細田監督は作画のクオリティが素晴らしいと思います。
「未来のミライ」も、先入観なく観れば十分楽しめる作品だと思います。

未来のミライに関する記事を最後までお読みいただきありがとうございました。