ジュラシックワールド/炎の王国はひどい?なぜ酷評されるのか感想・口コミから考察
疑問に思う男性

「ジュラシックワールド/炎の王国はひどいって口コミでよく見かけるけどホント?」

あなたも気になってはいませんか?

ジュラシックワールド/炎の王国をネット検索しても「恐竜 かわいそう」「メイジー うざい」「ジュラシックワールド 2 ひどい」など。
ポジティブとは思えない情報があがっていますが、いったいどういうことなのでしょうか?

本記事では、あなたの疑問にお答えします!
ジュラシックワールド/炎の王国の評判を口コミや視聴者レビューから考察していきます!

ジュラシックワールド/炎の王国とは?作品内容について

評判を確認する前に。
まずはじめにジュラシックワールド/炎の王国の作品内容について触れていきます。

作品名 ジュラシックワールド/炎の王国
原作者 キャラクター原案/マイケル・クライトン
出演者(主要キャスト/役) クリス・プラット/オーウェン・グレイディ
ブライス・ダラス・ハワード/クレア・ディアリング
ジャスティス・スミス/フランクリン・ウェブ
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ(米)/東宝東和(日本)
封切日 2018年7月13日(日本)
作品名 ジュラシックワールド
原作者 キャラクター原案/マイケル・クライトン
出演者(主要キャスト/役) クリス・プラット/オーウェン・グレイディ
ブライス・ダラス・ハワード/クレア・ディアリング
ヴィンセント・ドノフリオ/ヴィック・ホスキンス
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ(米)/東宝東和(日本)
封切日 2015年8月5日(日本)
作品名 ジュラシック・ワールド/新たなる支配者
原作者 キャラクター原案/マイケル・クライトン
出演者(主要キャスト/役) クリス・プラット/オーウェン・グレイディ
ブライス・ダラス・ハワード/クレア・ディアリング
ローラ・ダーン/エリー・サトラー
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ(米)/東宝東和(日本)
封切日 2022年7月29日(日本)

2018年7月13日に日本で公開されたアメリカのSFアドベンチャー映画。
14年ぶりの新作として2015年に記録的大ヒットした「ジュラシック・ワールド」の続編になります。

監督は「永遠のこどもたち」のJ・A・バヨナ、製作総指揮はスティーブン・スピルバーグ。
シリーズ通算5作目の作品で、今や古典的名作とも言われる「ジュラシック・パーク」の後継にあたる大人気シリーズです。

そんなジュラシックワールド/炎の王国のストーリーと見どころは以下の通りです。

【ストーリー】あの大惨事から3年。テーマパーク、ジュラシック・ワールドは恐竜たちが暮らす野生の島へと姿を変えていた。しかしある日、島内で火山噴火の予兆が観測される。恐竜たちを救い出すのか、それとも自然に生死をゆだねるのか。人間たちは選択を迫られるが…。
【見どころ】大ヒットを記録した恐竜パニック超大作の続編。前作から3年後のジュラシック・ワールドを舞台に、人気者から凶暴な新種まで、より迫力を増した恐竜たちが暴れ回る。

漫画・アニメ見るなら日本最大級の動画配信サービス「U-NEXT」
31日間無料トライアル実施中!
『U-NEXT』を無料で試してみる
【公式ホームページ:https://video.unext.jp

ジュラシックワールド/炎の王国はひどいと言われる5つの理由

「炎の王国は結構ひどい」

いったいジュラシックワールド/炎の王国の何がそんなにひどいのでしょうか?
ここから早速、ジュラシックワールド/炎の王国はひどいと言われる5つの理由をまとめていきます!

【ひどい理由1】邦題が詐欺レベルでおかしい

あらすじから考えても、「炎の王国」とは大噴火を起こす島のことだろうと思いますよね。
ところが、島が出てくるのは物語の前半だけで、後半は米国本土が舞台になります。

「え、炎の王国はどこにいったの?」
そう思った観客がかなりいたようです。

実は邦題の「炎の王国」は、原題が「Fallen kingdom」で、直訳すると「堕ちた王国」。

つまり原題の王国とは、大噴火によって壊滅する恐竜たちの「王国」と恐竜に襲われる人類の「王国」。
この二つの「王国」を指すタイトルだということが、本編を観ているうちに明らかになってくるのです。

炎関係ないじゃん(笑)。
邦題をつけた日本の配給会社は、本編を観ていなかったのでしょうか。

とはいえ、意外なタイトルのせいで、話題になったという事実も否めません。
明らかに原題と違うタイトルをつけることで、名作になった映画も過去にはあります。

もしかして、計算済みだったのかも。

【ひどい理由2】恐竜がかわいそうすぎてつらい

本作では、人間のエゴによって生み出された恐竜がさまざまな目に遭います。

たとえば、島の噴火によって見殺しにされる。
さらには、本土に勝手に持ち込まれた挙句、歯を抜かれたりオークションに出されたりもします。

なんだか筆者まで悲しくなってきました(泣)。

ただ、実際に本作を観て思ったのは、「炎の王国」は人間ドラマとしてよりもアクション映画としての要素が大きい、ということ。
迫力や生き生きとした恐竜の描写は、さすがハリウッドと唸らされるほどのクオリティだと言えるでしょう。

【ひどい理由3】メイジーの行動が許せない

メイジーは、本作では物語のキーパーソンとなります。
彼女は、ロックウッド財団を設立したベンジャミン・ロックウッドの孫娘。

しかし実は、事故死したベンジャミンの娘のクローンだったというお話です。
メイジーは、ラストで同じクローンである恐竜を助けるため、なんと凶暴な彼らを人間社会に開放してしまうのです!

作中で描かれるこれらメイジーの行動に、
「ゲートのボタンを押したメイジー許すまじ」
「戦犯だ」

以上のような、ひどいというコメントが多く見られました。

とはいえその一方で、ラストの「人と恐竜が共存する世界」を着地点としたところに評価するコメントもなかったわけではありません。
熱烈な恐竜マニアからすると、恐竜と共存できる世界は一つのロマンがあるみたいですね。

本作は熱烈なファンにも応えるように制作されたのかもしれませんね。

【ひどい理由4】映画後半の「洋館パート」のスケールが小さい

物語の後半は、舞台がベンジャミンの邸宅である洋館に移ります。
そのためシーンの多くは、必然的に建物のなかの空間内で繰り広げられます。

恐竜映画が好きな観客のなかには、この「洋館パート」に戸惑う人もいたようです。
大自然を駆け巡る恐竜の話ではないのか、と。

確かに恐竜映画と言えば、ジャングルのような屋外でサバイバーが追いかけられるイメージがあります。
従来の恐竜映画を期待していた人にとっては、少々拍子抜けする展開だったみたいですね。

ただ本作の監督は、ホラーテイストが得意な監督だったようです。
なので壮大なスペクタクルより、監督が得意とするスリラー要素をふんだんに盛り込んだ作品になったと思われます。

スリラー映画として観ると、楽しめる要素は十分にあると言えるでしょう。

【ひどい理由5】どこか既視感のあるシーンがいっぱい

廃墟と化した島。
人間の私利私欲のために商業利用される恐竜たち。

このパターンは、ジュラシックシリーズではおなじみの展開と言えます。
本作も例外ではありません。

とくに今回は、「ジュラシック・パーク」の第一作目と第二作目を連想する人の声が多いようでした。

また、ジュラシックシリーズ以外の映画を連想する人もおり、「バイオハザード」や「ミュウツーの逆襲」に似ているとの声も少なくありませんでした。

なので既視感という多くの意見は、過去作のオマージュとしての見方だけではなさそうですね。

しかし、いずれにしても既視感があると言われる作品が似ているのは、物語の展開というよりも表層的な部分でしかないような気がします。

本作のテーマのひとつに、生命の取捨選択を人類が決めていいのか、という政治的な問題があります。

たとえば最終的に人類は、恐竜と共存するという道を選びました。

「恐竜と共存する世界」を人類が選んだラストは衝撃的だと言えます。
むしろ、今までの恐竜映画にはない新しい展開だったと思うのですが、いかがでしょうか。

ジュラシックワールド/炎の王国のSNS上での良い口コミ

【図3】

ここまでジュラシックワールド/炎の王国がひどいと言われる理由について解説してきました。

ひどい理由だけでなくどんな口コミが投稿されているのか?
これからジュラシックワールド/炎の王国を見る予定の方にとっても気になる情報ですよね。

ここからはジュラシックワールド/炎の王国のSNS上での口コミをまとめていきます!

まずはジュラシックワールド/炎の王国のSNS上での良い口コミから。
先に悪い口コミを確認したい方は、こちらからご覧ください。

【良い口コミ1】エンタメとしてハラハラドキドキしながら楽しめる

内容はさておき、エンターテイメントとしてのクオリティは高いという声が多数ありました。
また、クオリティを評価する人にとっては、前半と後半で違ったテイストになることにも寛容さがうかがえました。

「洋館パート」は、観客を良い意味で裏切る意外性があったようですね。
さすが安定のハリウッド映画だと言えます。

【良い口コミ2】恐竜ブルーがめっちゃかわいい

前作に引き続き登場する、雌の恐竜ブルーの人気はかなり高いようです。
愛嬌ある彼女のしぐさに、ほっこりした人も多いのではないでしょうか。

オーウェンと別れて一匹で生きていくことに決めるラストは印象的です。
恐竜好きならずとも、最後の咆哮シーンには心が打たれますよね。

【良い口コミ3】メイジー役の女の子がかわいくて好き

メイジー役のイザベラ・サーモンは当時12歳で、炎の王国が映画デビュー作になります。
しっかりとした眉が印象的で、かわいらしさの裏に芯の強さを感じます。

印象的な彼女がいるからこそ、映画を楽しめた人も多いようです。

ジュラシックワールド/炎の王国のSNS上での悪い口コミ

【図4】

ここではジュラシックワールド/炎の王国のSNS上での悪い口コミについてまとめます。

【悪い口コミ1】映画全体の展開が単調でつまらない

「洋館パート」が多いせいか、アクションが全体的にパターン化しててつまらないといった意見もありました。

やはり後半の「洋館パート」にひっかかる人が多いようですね。
壮大なスケールを期待していた人には、物足りなかったかもしれません。

ホラー要素を強くして意外性を狙ったのが、逆に仇になってしまったのかもしれないですね。

【悪い口コミ2】倫理観を問うテーマが重すぎる

生命の創造やクローン問題など、倫理観を問われるテーマに荷の重さを感じる人がいたようです。
一方、重いテーマを抜きにして、悪役が最後にきっちり懲らしめられることにすっきりしたというコメントも見受けられました。

シリアスとエンタメのバランスをどうとるかが、重要だったようですね。

【悪い口コミ3】最後の終わり方がもやもやする

恐竜と共存する世界に違和感を覚える人がいたようです。
また、風呂敷を広げたものの次回作でどう折り合いをつけるのか危惧する声も散見されました。

ただ、違和感がありつつも次回作の話がどうなるか気になる人が多いようです。
逆に続編の期待値が大きいことの現れかもしれませんね。

ジュラシックワールド/炎の王国の続編(4作目)は?読者の疑問まとめ

【図2】

最後にひどいだけでなくジュラシックワールド/炎の王国の続編情報など。
作品に対する読者の気になる疑問についても真相解明していきます!

【疑問1】ジュラシックワールド/炎の王国の続編は?何作まであるの?

疑問に思う人

「ジュラシックワールド/炎の王国の続編は?何作まであるの?」

続編は冒頭にも紹介した通り、2022年7月に公開した「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」です。
ではさらに、その続編である4作目の制作予定はあるのでしょうか?

どうやらこの3作目でシリーズが一区切りし、お話が完結するそうです。
しかし、プロデューサーのインタビューではスピンオフなどのシリーズ化はありうるのだそう。

恐竜映画ファンにはうれしい朗報ですね。

【疑問2】ジュラシックワールド/炎の王国を視聴できるVODサービスはどれ?

疑問に思う人

「ジュラシックワールド/炎の王国を視聴できるVODサービスはどれ?」

過去の作品であれば、VODサービスで現在配信中です。
特におすすめのVODは日本最大級の動画配信サービスを誇る「U-NEXT

漫画・アニメ見るなら日本最大級の動画配信サービス「U-NEXT」
31日間無料トライアル実施中!
『U-NEXT』をまずは無料で試してみる
【公式ホームページ:https://video.unext.jp

【疑問3】ジュラシックワールド/炎の王国の原作はある?漫画でも読めるのかな?

疑問に思う人

「原作はある?漫画でも読めるのかな?」

厳密に言うと、本作のストーリーに相当する原作はありません。
しかし、もともとの「ジュラシック・パーク」「ロスト・ワールド」にはあります。

それぞれ1990年と95年に出版されたマイケル・クライトンのSF小説です。
ともに早川書房で上下巻の文庫版が出版されています。

クライトンはジュラシックワールドシリーズでは、キャラクター原案というクレジットになっているようです。

ちなみに「炎の王国」の漫画版は、調べた限りでは出ていないようですが、映画をノベライズ化した文庫小説であれば、小学館から出版されているようです。

文章で映画の雰囲気を味わうのも、いいかもしれないですね。

まとめ:ジュラシックワールド/炎の王国はひどい理由を口コミから考察

ジュラシックワールド/炎の王国はひどいと言われる理由を口コミから考察してきました。

改めて、ジュラシックワールド/炎の王国はひどいと言われる理由をまとめると、

ジュラシックワールド/炎の王国はひどいと言われる5つの理由

  • 邦題が詐欺レベルでおかしい
  • 恐竜がかわいそうすぎてつらい
  • メイジーの行動が許せない
  • 映画後半の「洋館パート」のスケールが小さい
  • どこか既視感のあるシーンがいっぱい

ジュラシックワールド/炎の王国はひどいと言われる声があるのは事実。
特に邦題の違和感や、恐竜に同情する声が多く見られました。

邦題がおかしいのはさておき、その他でひどいと言われるのは、ホラー監督ならではテイストに観客がついていけなかったことが大きい要因だといえそうです。

しかし、今までにない恐竜映画になったという点では、新鮮さはありましたね。

いずれにせよ、ジュラシックシリーズのように恐竜がこれほど愛される映画もなかなかないのではないでしょうか。

ジュラシックワールド/炎の王国に関する記事を最後までお読みいただきありがとうございました。