カウボーイビバップの実写はなぜひどいと言われるのか?5つの理由から低評価の原因を考察
疑問に思う男性

「カウボーイビバップの実写はひどいって口コミでよく見かけるけどホント?」

あなたも気になってはいませんか?

カウボーイビバップの実写をネット検索しても「やばい」「原作に失礼」「つまらない」など。
ポジティブとは思えない情報があがっていますが、いったいどういうことなのでしょうか?

本記事では、あなたの疑問にお答えします!
カウボーイビバップの実写の評判を口コミや視聴者レビューから考察していきます!

実写版『カウボーイビバップ』とは?作品内容について

カウボーイビバップの実写はひどいと言われる理由を確認する前に。
まずはじめにカウボーイビバップの実写の作品内容について触れていきます。

作品名 カウボーイビバップ
原作者 矢立肇
出演者(主要キャスト/役) ジョン・チョー/スパイク・スピーゲル
ムスタファ・シャキール/ジェット・ブラック
ダニエラ・ピネダ/フェイ・バレンタイン
配給 Netflix
封切日 2021年11月19日

「カウボーイビバップ」は2021年にNetflixで配信された連続ドラマシリーズです。
「ガンダム」「シティハンター」で知られるサンライズ制作のテレビアニメを原作としたSFドラマです。
銀河を駆ける賞金稼ぎが主人公の「宇宙版西部劇」のような作品で、初回放送から25年が経過した今も世界中のファンから愛されている作品でもあります。

制作が発表された際、原作のファンからは期待と不安両方の声が上がっていました。
コロナ禍や出演者の怪我で制作が遅れ、予定の1年後に当たる2021年にようやく配信されました。

そんなカウボーイビバップの実写のストーリーと見どころは以下の通りです。

【ストーリー】人類は太陽系に生活圏を広げており、治安対策として賞金稼ぎ、いわゆる「カウボーイ」たちが活躍していた。スパイクもその賞金稼ぎのひとりとして相棒のジェットとともに宇宙船・ビバップ号に乗り、行く先々でさまざまな騒動に巻き込まれる。
【見どころ】太陽系を自由に行き来できる時代、賞金稼ぎで暮らす主人公たちを描いたスペースジャズアクション。全編を通して粋なセリフにジャズ系の楽曲など、クールな演出が特徴。

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カウボーイビバップの実写はひどいと言われる5つの理由

「実写版カウボーイビバップは画像を見ただけでひどさがわかる」

いったいカウボーイビバップの実写の何がそんなにひどいのでしょうか?
ここから早速、カウボーイビバップの実写はひどいと言われる5つの理由をまとめていきます!

【ひどい理由1】現代的な設定に変更されていてキャラ改変がひどい

現代的な設定に変更しているため、キャラクターの改変がひどい、という意見がありました。
どのような点が変更されているのでしょうか。

実際に調べてみると、女性キャラクターの改変が特にひどいとわかりました。
一例を挙げて説明しましょう。
実写版では、フェイ・バレンタインというキャラクターの衣装が大幅に変更されています。
原作では、肌が大胆に見えるボディスーツのような衣装を着用しています。
しかし、実写版では肌がほとんど見えないジャケットとパンツスタイルになっているのです。

さらに、このフェイ・バレンタインが女性と関係を持っている描写も新たに追加されています。
もちろん、原作ではフェイ・バレンタインの恋愛対象が同性であるとは明言されていません。
実写版オリジナル要素だと考えられます。

一体、どうしてこのような改変が行われているのでしょうか。
原作は、今から25年ほど前に制作されています。
現代では、当時から比較すると性別に関する価値観や倫理観はだいぶ変わってきています。
また、異性愛者ではないキャラクターを意図的に登場させるなど、ダイバーシティに配慮した作品作りが行われています。

ですが、原作のキャラクターを改変してまでも配慮する必要があるかどうかは意見が分かれるところです。

原作ファンにとっては気持ちの良いものではないと推測できますね。
原作ファンの方が視聴する際は、あらかじめキャラ改変が行われているということを知っておくとショックを受けなくていいかもしれませんね。

【ひどい理由2】BGMの作曲者が原作と同じため出来を比較してしまう

実写版は、原作アニメとBGMが同じせいでどうしても原作と比較してしまう、という声もありました。

「カウボーイビバップ」のBGMは、菅野よう子さんという日本の作曲家が手掛けています。
菅野よう子さんは、日本のアニメ作品のBGMを数多く手がけ、国内だけでなく海外にもファンが多くいる、日本を代表する作曲家のひとりです。
実際に、実写版カウボーイビバップは菅野よう子さんなど原作を作り上げた方が再び集結し制作される、というニュースでも注目を集めていました。

しかし、実際に配信が始まると、原作と同じBGMであるが故に原作を思い出してしまう、原作と比較して実写版が劣っていると感じてしまう、という声が上がるようになりました。

確かに、優れたBGMというのは時に作品本体よりも記憶に残ることがあります。
作品を観たことがない、観たけど内容は忘れたという方でも「パイレーツオブカリビアン」「ミッションインポッシブル」などはタイトルを見ただけでも有名なフレーズが浮かんでくるのではないでしょうか。

原作のスタッフを再集結させたことが不評の一因になってしまっているのは、少し皮肉な気もしますね。

ですが、原作を知らない方にとっては気にしなくてもよいポイントではないでしょうか。
実写版で初めてカウボーイビバップに触れる方は、批判するコメントを気にしすぎず、まずは視聴してみてはいかがでしょうか。

【ひどい理由3】衣装がアンバランスでコスプレに見えるのが無理

キャストの衣装がアンバランスでコスプレっぽく見えるのがひどい、という意見もありました。
「コスプレっぽい」というのは、いったいどういうことなのでしょうか。

実際に、アニメと実写版の衣装を比較してみると、実写版は原作に忠実に再現しているように見えます。
しかし、忠実に再現しているからこそ、実在する俳優が着ても身体になじんでいる気がしないのではないと感じました。

アニメのイラストと実在する人間では骨格など身体の構成は異なります。
無理にアニメに寄せようとしたことで、ファンがコスプレをしているようなアンバランス感、違和感が生じてしまっているのではないでしょうか。

「原作に寄せようとした努力は評価されるべきだが、実写化の際には実際の人間が着用することまで配慮した方がよい」という冷静な評価も見つけました。

ですが、中には「衣装の再現度が高くてすごい!」と評価する声があるのも事実です。
視聴者の感覚(主観)によるところも大きいのではないかと感じます。

視聴する際は、衣装にも着目してみてはいかがでしょうか。

【ひどい理由4】サイドストーリーがつまらなくてメインの邪魔になる

サイドストーリーがつまらない、メインは面白いのにサイドストーリーが台無しにしている、という声もありました。
一体どういうことなのでしょうか。

調べてみると、実写版ではメインストーリーと並行し実写版オリジナルストーリーが展開されているとわかりました。
原作にも登場する「ジュリア」「ビシャス」というキャラクターがサイドストーリーの主人公たちです。

二人が結婚しているという設定に変更されています。
さらに、ビシャスがDV男であるという設定も追加されています。

どちらも原作であるアニメ版には登場しない要素です。
原作ファンが観たら、がっかりするどころか怒ってしまっても無理はありませんよね。

また、原作とは違うキャラ改変をされている上に、彼らのサイドストーリーがつまらないことも不評の原因のようです。
大切な作品のキャラを改変された挙句、ストーリーもつまらないとなると途中で観る気もなくなってしまうこともありえますよね。

実写版を視聴する際は、アニメ版とは別のものとして鑑賞するのもひとつの手ではないでしょうか。

【ひどい理由5】アニメ版のスタイリッシュさがなくなっている

アニメ版のスタイリッシュさがなくなってしまっていてひどい、という意見もありました。
「スタイリッシュさがなくなっている」とは、いったいどんな状況なのでしょうか?

調べてみると、「アクションがひどい」「キャラクターがもさい」という意見がありました。
確かに、原作のアニメは全体的にテンポが速く、アクションシーンもスタイリッシュにみえます。

一方、実写版は全体的にテンポが遅く、カメラワークの切り替えも遅いと感じました。
そのため、原作を知っている方からしたら「アクションがひどい、スタイリッシュさがない」と感じられてしまうのではないでしょうか。

また、「キャラクターがもさい」についても【ひどい理由3】で触れたように、衣装がキャストに合っていないというのが主な理由であるとわかりました。
実際にキャラクターの画像を見てみると、アニメの衣装を忠実に再現しようとする努力は伝わってきます。

しかし、アニメに寄せようとするあまり現実味がなくなりすぎてしまっています。
さらに、実際の人間が着用した際の見た目がどうなるかを考慮されていないようにも感じました。

そのため、実際の俳優が着用しているのを見るとサイズ感が合わずもさいと感じてしまうのではないでしょうか。

どちらの理由も、原作を知っていると気になってしまう部分であることは間違いありません。
ですが、実写版で初めて観る方からしたらまた違った見え方になる部分でもあります。

口コミを気にしすぎず、気になっている方はぜひ一度視聴してみてはいかがでしょうか。

カウボーイビバップの実写のSNS上での良い口コミ

【図3】

ここまでカウボーイビバップの実写がひどいと言われる理由について解説してきました。

ひどい理由だけでなくどんな口コミが投稿されているのか?
これからカウボーイビバップの実写を見る予定の方にとっても気になる情報ですよね。

ここからはカウボーイビバップの実写のSNS上での口コミをまとめていきます!

まずはカウボーイビバップの実写のSNS上での良い口コミから。
先に悪い口コミを確認したい方は、こちらからご覧ください。

【良い口コミ1】普通に面白いから新規なら楽しめる

普通に面白い、新規でカウボーイビバップに触れるなら楽しめそうという口コミがありました。
確かに、SNSなどで「カウボーイビバップ」を検索すると、サジェストに「つまらない」「最悪」などのネガティブなワードが出てきます。

しかし、よく見ると批判されているのは実写オリジナル要素やキャスティングなどで、基のストーリーについてはあまり言及している声を見かけませんでした。
実際に原作と実写版のストーリーを比較してみると、大元のストーリーに大きな差はなく、忠実に制作されていると感じました。

調査したところ、原作を知っている方が原作との違いを見つけがっかりしている、というケースが多いと考えられます。
ですから、実写版で初めてカウボーイビバップを観る方はあまり批判している口コミの内容を気にしすぎない方が楽しめるかもしれないですね。

【良い口コミ2】原作と声優さんが同じで嬉しい

実写版の吹き替え声優が原作アニメと同じで嬉しい!というコメントもありました。

実写版では、主人公をはじめとした主要なキャラクターの吹き替えを、原作アニメの声優が務めています。
主人公のスパイク·スピーゲルは山寺宏一さん。
スパイクの友人であるジェット·ブラックは石塚運昇さん。
2人と行動を共にする謎多き美女のフェイ·ヴァレンタインは林原めぐみさん。
アニメや声優に詳しくなくても、名前だけは聞いたことがある!という方も多いかと思います。

また、原作で親しんだ声優さんが実写ドラマでも担当してくれるというのは、原作ファンの方も違和感なく実写版を楽しめるのではないでしょうか。
まずは字幕版で観て、そのあとに吹き替え版を観てアニメと見比べてみる。
そんな楽しみ方もできそうです。

【良い口コミ3】BGMが原作アニメと同じ菅野よう子さんで嬉しい

実写版で使用されているBGMが原作アニメと同じで嬉しい、という口コミもありました。

BGMを作曲されているのは菅野よう子さんです。
菅野よう子さんは、「攻殻機動隊」などの人気アニメでもBGMを手掛けており、日本だけでなく世界中で人気の作曲家です。

実写版カウボーイビバップでは、そんな菅野よう子さん作曲のオリジナル・サウンドトラックが使用されています。
原作ファンから見ると嬉しいサプライズではないでしょうか。

カウボーイビバップの実写のSNS上での悪い口コミ

【図4】

ここではカウボーイビバップの実写のSNS上での悪い口コミについてまとめます。

【悪い口コミ1】原作が完璧なのに実写版を作る意味がわからなかった

原作が完璧なのに、わざわざ実写化する必要ないという口コミがありました。

「カウボーイビバップ」は先にも述べたように、「ガンダム」でも知られるサンライズが製作したアニメシリーズが原作です。
宇宙版西部劇のようなストーリーときれいなアニメーションで、初放送から25年経っても世界中のファンから愛されています。

原作のファンが「原作が完璧なのに実写化する必要がない」と感じるのも理解できますね。
また、原作ファンであれば実写版を観たときについ比較してしまって「やっぱり原作とくらべて実写は面白くない、ひどい」とがっかりしてしまうかもしれません。

しかし、一方では「言われているほどひどくはなかった」という声があることも事実です。

否定派と肯定派を比較すると、肯定派は原作アニメを観ていない人が多いとわかりました。
原作を観ているかどうかでも感想が異なりそうですね。

【悪い口コミ2】オリジナルの恋愛描写が鬱陶しい

実写版オリジナルの恋愛描写が鬱陶しい、という口コミもありました。
一体どういうことでしょうか。

調べてみると、ビシャスとジュリアというキャラクターについての口コミであるとわかりました。
原作のアニメでは少ししか触れられていなかったのに、実写版ではサブストーリー扱いで毎回シナリオに絡んできています。

確かに、原作ではあまり触れられていなかった恋愛要素が追加されていると、原作ファンに「鬱陶しい、うざい」と思われてしまっても仕方がないかもしれません。
さらに、オリジナルストーリー部分がつまらないとなるとよりがっかり感が増してしまいますよね。

アニメはアニメ、実写は実写版と分けて考えるのがいいかもしれません。

【悪い口コミ3】アクションにアニメのようなキレがなくてひどい

アクションがひどい、アニメのようなキレがない、という口コミもありました。

実際に映像を観てみると、確かに他のアクションドラマなどと比べてもアクションにキレがないと感じました。
アクション自体のキレがないのに加え、カメラワークが単調で観ていてつまらない映像になってしまっています。

原作であるアニメ版は1998年に制作されましたが、当時からアニメーションの完成度の高さを評価されていました。
アニメ版を知っている方からすると、人間の演じている実写版が劣って見えるのも仕方ないかもしれません。

しかし、実際の人間が演じている実写版と、アニメーションで表現された原作アニメを平等に比較するのも難しいのではないかと感じます。
気になっている方は一度実写版も観てみて比較してみるのも面白いかもしれません。

カウボーイビバップの実写は打ち切り?読者の疑問まとめ

【図2】

最後にひどいだけでなくカウボーイビバップの実写の打ち切り理由など。
作品に対する読者の気になる疑問についても真相解明していきます!

【疑問1】実写版カウボーイビバップは打ち切りになったの?理由は?

疑問に思う人

「実写版カウボーイビバップは打ち切りになったの?理由は?」

実写版カウボーイビバップは、シーズン1で打ち切りになってしまいました。
Netflixは「評価が振るわなかったこと」を打ち切りの理由としています。

打ち切り決定が配信から1ヶ月という短期間での発表だったため、続編制作を希望する署名活動も行われました。

打ち切りになってしまったのはとても残念ですよね。
しかし、1シーズン10話で気軽に視聴を始めることができますし、続きが気になる方は原作のアニメも併せて視聴してみてはいかがでしょうか。

【疑問2】カウボーイビバップの実写を視聴できるVODサービスはどれ?

疑問に思う人

「カウボーイビバップの実写を視聴できるVODサービスはどれ?」

実写版配信はNetflixのみとなっています。

過去の作品であれば、VODサービスで現在配信中です。
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【疑問3】カウボーイビバップの実写の原作はある?漫画でも読めるのかな?

疑問に思う人

「原作はある?漫画でも読めるのかな?」

「カウボーイビバップ」の原作は、テレビシリーズとして放送されたアニメ「カウボーイビバップ」です。

アニメが全26話、劇場版が1本制作されています。
U-NEXT等の配信サービスでも視聴可能です。

実写版を観て原作が気になった方は、ぜひアニメもご覧になってみてはいかがでしょうか。

まとめ:カウボーイビバップの実写はひどいと言われる理由を口コミから考察

カウボーイビバップの実写はひどいと言われる理由を口コミから考察してきました。

改めて、カウボーイビバップの実写はひどいと言われる理由をまとめると、

カウボーイビバップの実写はひどいと言われる5つの理由

  • 【ひどい理由1】現代的な設定に変更されていてキャラ改変がひどい
  • 【ひどい理由2】BGMの作曲者が原作と同じため出来を比較してしまう
  • 【ひどい理由3】衣装がアンバランスでコスプレに見えるのが無理
  • 【ひどい理由4】サイドストーリーがつまらなくてメインの邪魔になる
  • 【ひどい理由5】アニメ版のスタイリッシュさがなくなっている

調べてみて、不評の原因は「原作と比べて面白くない」「原作を知っていると改変部分が酷く感じる」であると感じました。

四半世紀以上愛されている作品ですから、ファンの方の思い入れが強いのも理解できます。
原作を知っている人からみると、実写版の改変部分が耐えられなかったり面白くないと感じるのだと分かりました。

一方で「思っていたほどひどくなかった」という声も原作を知らない視聴者から多く上がっていました。
原作と比較せず、実写版だけを見れば満足できる作品であるという証ではないでしょうか。

原作ファンの方も、まだ観たことがない方も、興味があればぜひ一度ご覧になってみてはいかがでしょうか。

カウボーイビバップの実写に関する記事を最後までお読みいただきありがとうございました。