ロクヨンの映画はつまらない?ひどいと言われる5つの理由から低評価の原因を考察
疑問に思う男性

「ロクヨンの映画はひどいって口コミでよく見かけるけどホント?」

あなたも気になってはいませんか?

ロクヨンの映画をネット検索しても「映画 ひどい」「わからない」「つまらない」など。
ポジティブとは思えない情報があがっていますが、いったいどういうことなのでしょうか?

本記事では、あなたの疑問にお答えします!
ロクヨンの映画の評判を口コミや視聴者レビューから考察していきます!

ロクヨンの映画とは?作品内容について

ロクヨンの映画はひどいと言われる理由を確認する前に。
まずはじめにロクヨンの映画の作品内容について触れていきます。

作品名 64-ロクヨン- 前編
原作者 横山秀夫
出演者(主要キャスト/役) 佐藤浩市/三上義信
綾野剛/諏訪
吉岡秀隆/幸田一樹
配給 東宝
封切日 2016年5月7日
作品名 64-ロクヨン- 後編
原作者 横山秀夫
出演者(主要キャスト/役) 佐藤浩市/三上義信
永瀬正敏/雨宮芳男
緒方直人/目崎正人
配給 東宝
封切日 2016年6月11日

「64-ロクヨン」は、横山秀夫のベストセラー小説を映画化したミステリー作品。
前編と後編に分かれて公開されました。

佐藤浩市をはじめ豪華キャストが名を連ね、瀬々敬久監督がメガホンをとりました。

本作で佐藤浩市は、2017年の第40回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞し、大きな話題となりました。

そんなロクヨンの映画のストーリーと見どころは以下の通りです。

【ストーリー】昭和64年の1月、小学生女児が何者かに誘拐され、殺害される事件が発生。警察の捜査も虚しく事件は未解決のままとなり、当時、捜査に当たっていた刑事の三上は警務部広報室に異動になっていた。そんな矢先、事件を模倣したかのような誘拐事件が起きる。
【見どころ】昭和64年に発生した未解決の少女誘拐殺人事件“ロクヨン”と、新たに起きた誘拐事件の真相を描いたミステリー。主演を務める佐藤浩市のほか、オールスターキャストが集結!

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ロクヨンの映画はひどいと言われる5つの理由

「映画64はひどい。以上」

いったいロクヨンの映画の何がそんなにひどいのでしょうか?
ここから早速、ロクヨンの映画はひどいと言われる5つの理由をまとめていきます!

【ひどい理由1】登場するマスコミが「マスゴミ」すぎてひどい

本作の展開で重要なポイントとなるのが、警察と記者クラブの関係です。
両者は、実名報道を巡り激しく衝突します。

記者たちは、警察に強い口調で抗議したり、ボイコットするぞと脅したりします。
そのような記者クラブの高圧的な態度に、違和感を覚える声が見受けられました。

たとえば口コミには、
「リアリティーがない」
「実際にはありえない」
などのようなコメントが見受けられました。

映画を盛り上げるための演出が、観る側には過剰に映ったようですね。

【ひどい理由2】前編と後編に分ける意味がわからない

映画は前編が公開されてから、約1ヶ月の間を置いてから後編が公開されました。

前編は昭和64年の少女誘拐事件(ロクヨン)を主軸に展開します。
一方後編は、その14年後の現在に起こったロクヨンを模倣した事件から、全容の解明に至る流れになっています。

本作では事件の解明だけではなく、事件に関わる人物たちの人間ドラマもしっかり描かれています。
なので、犯人に至るまでの話の長さに退屈さを感じる人もいたようです。

映画公開当時は、真相がわかるまで一ヶ月も待たないといけなかったので、もやもやした人もいるかもしれませんね。

レンタルや配信で観ることができる現在は、前編と後編の一気見をしたほうが良さそうです。

【ひどい理由3】役者の演技が過剰すぎて感情移入できない

本作は主役級の役者が、これでもかというほどたくさん出演します。
たとえば、榮倉奈々、三浦友和、仲村トオル、永瀬正敏、永山瑛太、奥田英二など錚々たる顔ぶれが一堂に会しています。

それぞれの熱演は素晴らしいのですが、4時間という長い時間のなかで見せられると、しんどいと言った声があるようです。

また、各役者の見せ場を入れたいだけのようなシーンもあり、全体的に過剰な演出になっているといった意見もありました。

とはいえ、ベテラン俳優の迫真の演技には魅了されます。
実写版では演出と見せ場のバランスが、大事だったようですね。

【ひどい理由4】後編が期待外れでつまらなかった

ロクヨンの事件解明に迫る後編について、否定的なコメントが散見していました。
前編によって広げられた伏線が後編では生かしきれていなかったのが原因のようです。

たとえば、
・前編に出てきた事件の鍵を握る「幸田メモ」があまり言及されない。
・家出した主人公三上の娘(あゆみ)の行方が消化不良のままで終わる。

これらに対して疑問を呈する口コミが多く見られました。

ですが、「幸田メモ」の謎は映画内で明かされていますし、「あゆみ」も最後に自宅にかかってきた電話が彼女であるかのように描写されています。

謎をどのように明かしていくか、その見せ方がうまく機能しなかったのかもしれないですね。

【ひどい理由5】映画よりもドラマ版の方が面白かった

映画に先立つこと2015年に、ドラマ版がNHKにより放送されています。
そのドラマ版の評判が良かったため、映画版に対する期待も当時高かったようです。

ところが映画版の方は、原作版やドラマ版と違って、結末が改変されていました。

たとえば、犯人逮捕のシーン。
映画版の三上は、職務を逸脱してまで犯人を突き詰め暴走する姿が描かれています。
しかし、原作やドラマではそこまでの描写はありません。

なので、原作のキャラクターとの違いに戸惑うコメントも見受けられました。

ただ、映画版では感情によって突き動かされる人物に、目が離せない魅力があったと思います。

ロクヨンの映画のSNS上での良い口コミ

【図3】

ここまでロクヨンの映画がひどいと言われる理由について解説してきました。

ひどい理由だけでなくどんな口コミが投稿されているのか?
これからロクヨンの映画を見る予定の方にとっても気になる情報ですよね。

ここからはロクヨンの映画のSNS上での口コミをまとめていきます!

まずはロクヨンの映画のSNS上での良い口コミから。
先に悪い口コミを確認したい方は、こちらからご覧ください。

【良い口コミ1】キャストが豪華で圧倒される

どのシーンを見ても華のある役者揃いなので、役者の演技もさることながらその豪華さに魅了される人が多いようです。

お気に入りの役者目当てに、観てみるのもいいかもしれないですね。

【良い口コミ2】三上演じる佐藤浩市の演技が光っている

やはり主役の佐藤浩市の演技を評価するコメントが多く見られました。
失踪した娘を思う父親の姿に心を打たれた人も多いと思います。

さすが、日本アカデミー最優秀男優賞の受賞者ですね。

【良い口コミ3】長さを感じないほど引き込まれた

全編を通して見応えがあり、楽しめたといった声もありました。
随所に散りばめられた伏線がどんどん回収されていくので、後編の怒涛の展開を飽きずに観れたという人もいたようです。

ミステリーの良さを十分に備えた映画だと思います。

ロクヨンの映画のSNS上での悪い口コミ

【図4】

ここではロクヨンの映画のSNS上での悪い口コミについてまとめます。

【悪い口コミ1】過剰な演技でリアリティがない

力のこもった演技が、過剰に見えてしまう人がいたようですね。
熱い演技は見ている側も気持ちが入りますが、そればかりが続くと少し重たく感じてしまいます。

熱い演技を見せるなら、二時間くらいの映画で良かったかもしれません。

【悪い口コミ2】ヘリウムガスが切れた幸田に失笑

ヘリウムガスを使って脅迫電話を掛けるシーンに、ツッコミを入れるコメントがありました。
また、昭和64年代に変声器がないのもおかしいという声もありました。

役者さんが真剣に演じているからこそ、余計面白くみえてしまうのかも。

【悪い口コミ3】テンポが悪くて無駄の多い映画

周辺人物の人間ドラマを描いたところが、無駄に感じる人もいました。
犯人解明のために先を知りたい人にとっては、人間ドラマの部分が蛇足に見えたようですね。

謎解きミステリーが好きな人は、もどかしく感じてしまうかもしれません。

ロクヨンの映画は実話(ネタバレ)?読者の疑問まとめ

【図2】

最後にひどいだけでなくロクヨンの映画のネタバレ情報など。
作品に対する読者の気になる疑問についても真相解明していきます!

【疑問1】ロクヨンの映画は実話なんでしょうか?

疑問に思う人

「ロクヨンの映画は実話なんでしょうか?」

ロクヨンには、実際にモデルとなる事件があったそうです。
1987年9月に群馬県で起きた「功明ちゃん誘拐事件」です。

近所の神社に遊びに行ったきり行方不明になった功明ちゃん。
行方不明になったその日のうちに、犯人から身代金を要求する電話が入ります。

しかし、犯人と何度かやりとりしたものの、結局二日後に功明ちゃんは川で帰らぬ姿で発見されたという事件です。

犯人は見つかっておらず、2002年に時効が成立しました。

昭和62年の事件なので、ロクヨンとは関係ないという意見もあるようです。
ですが、原作者の横山秀夫が群馬県で新聞記者をしていたこともあり、その事件をモデルにしたのではないかという見方もあるようです。

【疑問2】ロクヨンの映画を視聴できるVODサービスはどれ?

疑問に思う人

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【疑問3】ロクヨンの映画の原作はある?漫画でも読めるのかな?

疑問に思う人

「原作はある?漫画でも読めるのかな?」

原作はあります。
作者は横山秀夫で、文藝春秋から上下巻の文庫本が出版されています。

漫画本はないようです。

まとめ:ロクヨンの映画はひどいと言われる理由を口コミから考察

ロクヨンの映画はひどいと言われる理由を口コミから考察してきました。

改めて、ロクヨンの映画はひどいと言われる理由をまとめると、

ロクヨンの映画はひどいと言われる5つの理由

  • 登場するマスコミが「マスゴミ」すぎてひどい
  • 前編と後編に分ける意味がわからない
  • 役者の演技が過剰すぎて感情移入できない
  • 後編が期待外れでつまらなかった
  • 映画よりもドラマ版の方が面白かった

ロクヨンの映画がひどいと言われる理由があるのは事実です。
とくに過剰な演技やラストの改変に不満のある声が多かったです。

映画にしかできない盛り上がりのある展開にしようとして、逆に期待外れな作品になってしまったのが大きな要因ではないかと思います。

とはいえ、しっかりと描かれた人間のドラマは、原作やドラマ版では感じられない力強さがあります。
ハンカチを手にご覧になることをおすすめします。

ロクヨンの映画に関する記事を最後までお読みいただきありがとうございました。