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【第1回レポート】アプリソムリエとつくろう!アプリ開発 Weekend〜はてなブックマークのビューアーを作ろう編



3月2日(土)、「アプリソムリエとつくろう!アプリ開発 Weekend」第1回が、マイクロソフト日本法人本社(東京・品川)で行われました。このイベントは、アプリソムリエと参加者とで、マイクロソフト社の最新OS「Windows 8」で使えるWindows ストア アプリを開発するというもの。

昨年秋以降、各社からWindows 8を搭載したタブレットが続々と登場し、国内外問わずWindows ストア アプリの市場が盛り上がってきています。今後大注目の市場ということもあって、全員が開発用のPCを持参するという意識の高い方々が参加してくれました。

第1回目となる今回は「はてなブックマークのビューアーを作ろう」といったテーマに沿って開発が進められました。アプリソムリエからは、小西かいりと長谷川麻衣が応援にかけつけました。全6回に渡って開催されるイベントの、第1回レポートをお届けします。

■アプリ開発〜ストア申請が目標

イベントはマイクロソフト社の金尾卓文さんの挨拶で幕開け。アプリソムリエの2人も自己紹介のあと、「今話題のWindows ストア アプリの開発を、生で見られるのが楽しみです! 皆さんのアプリ制作のお手伝いができればいいなと思います」とコメント。

開発が順調に進めば、当日ストアへの申請もできるということもあり、マイクロソフト社のエバンジェリストも常駐。開発をする中で分からないことがあれば、相談・質問できる環境も充実していました。

これまで1人あたり6000〜7000ものアプリを見てきたアプリソムリエ。「彼女たちの気に入るアプリが完成したら、アプリソムリエに掲載されるかも知れませんよ」と会場を沸かせた金尾さん。実際にどんなアプリができるのでしょうか……乞うご期待!

このあとは開発の準備タイムということで、エバンジェリストの春日井良隆さんによるWindows 8の概要説明、株式会社はてなの山家雄介さんによるはてなブークマークAPIの説明が丁寧に行われました。

そしていよいよ450分(!)にも及ぶ開発タイムがスタート。アプリのアイデアを固め、ワイヤーフレームを作り、最初のモックアップを制作し、完成に向けた最終チェックというステップをある程度の目安時間を頼りに完成を目指します。

■参加者全員の席を回ってコミュニケーション!

さて、開発者の皆さんはどのようなアプリを作ることにしたのでしょうか? そして、現在どれくらい進んでいる? ということで、開発開始から3時間ほど経った頃、アプリソムリエが参加者全員と1人ずつコミュニケーションをとりながら、アプリの概要や進捗状況について教えてもらうことにしました。


話題のトピックを閲覧できるアプリや人気動画を再生し続けてくれるアプリ、話題の商品を閲覧・購入できるアプリ、女性向けのトピックを閲覧できるアプリ、はてなブックマークについたコメントをチェックしやすいアプリなど、様々なアプリがありました。


ネットで話題の商品を購入できるアプリを開発中の男性は、「友人たちとの話のネタにもなりますよね。Amazonとも連携する予定なので、“すぐに買いたい”を実現します」と意気込んでいました。「“今欲しい”という気持ちに対応してくれるのは嬉しいですね」と小西。完成が楽しみです。


また、ある男性に現在の進捗状況を聞いてみると、「うーん、まだまだです。3割くらいしかできていません」と苦笑。「やっぱりかなり時間がかかるんですね」と驚く長谷川。頑張ってくださいね、と1人1人に声をかけながら、アプリについてユーザー目線でコメントして回りました。

■途中までできた3つのアプリをご紹介!

およそ4時間後。アプリソムリエが開発中のアプリの中から3つを厳選し、開発者に全参加者の前で発表する時間となりました。

まずは女性向けのトピックスを閲覧できるアプリ「MS&はてな」。開発者は石田晴幸さん。淡い色合いがベースとなっており、長谷川が「幅広い層の女性から支持されそうですね♪」と絶賛する女性らしいアプリです。

縁や字体が丸みを帯びているのもかわいらしい印象。「はてなは男性っぽいイメージが強かったので、女性向けにつくりたいなと思ったんです」とのこと。

女性向けということもあって、「ビューティ・コスメ」「女子力」「料理・レシピ」といったカテゴリで整理されています。女性がよく検索するキーワードを調べた結果だそう。それにしても気になるのは「イケメン」カテゴリ。

「『美容』や『コスメ』は思いついても、なかなか『イケメン』って思いつかないですよね。でも、女子としては嬉しいカテゴリだと思います!」と小西もイチオシしていました。

現在はてなでは、ネットで話題の女性向け記事をチェックできるアプリ「B!KUMA ガールズ」を展開中。はてなの山家さんからの「女性向けコンテンツを配信しているサイトをURLで絞り込んだり、『女子力』などのキーワードで絞り込むことで、女性向けの情報の抽出が上手くできるようになりました」とのアドバイスも活かせそうです。


YouTubeと連動させて「VOCALOID」を使って作られた音楽作品の中から、好きなものだけを選びやすくしたアプリ「はてなボカロニュース」もアプリソムリエの支持を集めました。VOCALOIDとはヤマハが開発した歌声合成ソフトウェアのこと。音符と歌詞を入力するだけで歌声に変換でき、歌手がいなくても歌声を作り出すことができます。

歌声の合成に使われる「歌声ライブラリ」を変えることで、「初音ミク」「がくっぽいど」などの様々な歌声を作り出せます。VOCALOID「初音ミク」は皆さんもご存知ですよね。

開発者はVOCALOIDが大好きだという初音玲さん。「YouTubeでVOCALOIDを検索すると、余計なものがたくさん出てきます。カテゴリで分けたり、お気に入りのものをリピート再生できるようなしくみにしました」。小西も「自分の好きな曲を集めてアルバムのようにできるので、作業用BGMとして大活躍しそうですね!」と感動気味に語っていました。


最後はネットで話題の書籍を検索できるアプリ「今、話題の書籍検索」。書籍の情報をAmazonから引っ張ってきていて、表紙画像がやや大きめで、ビジュアルで見やすいのがポイント。気になる本と出会ったら、Amazonでそのまま買える機能も追加する予定なのだとか。

さらに、ユーザーのニーズにより細かく応じられるように、「Kindleで話題」「Kindleで人気」などのカテゴリも置き、出版社名や金額も追加する予定だと話すのは開発者の中島真洋さん。

「図書館などの蔵書検索機能も追加したいですね。面白い本はないかなと探したいときに使ってほしいです。本に対する口コミも追加したいです」(中島さん)

これに対して「後々、作者検索も入れてほしいです」とリクエストするのは長谷川。一方、小西は「本の情報は電車の広告や雑誌で得ることが多いです。アプリで見られるとなると、より情報を手に入れやすくなりますね」とコメントしていました。

 

皆さん「もう少しブラッシュアップして3月中には公開したい」とコメントされていたので楽しみですね。

このあたりで本日のイベントも終盤へ。およそ10時間と長時間に渡るイベントでしたが、皆さんお疲れ様でした!


「すでに完成したアプリをさわることが多いので、一からアプリを作っている現場を見ることができたのは、とても新鮮でした。今後アプリの見方や接し方が変わりそうです」(小西)

「今日1日開発の様子を見せていただき、発見したことや気付いたことが多く、とても勉強になりました。私もアプリを作りたいなと思いました」(長谷川)。


次の開催日は3月16日(土)!

さっそく、次回の参加者を募集しています。この記事をご覧になって「ぜひ参加してみたい!」と思った方はこちらをチェックしてくださいね。

 

(ライター 池田園子)

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